diaryArchive "sakai"
Magnavox
- 2021.06.15 23:23
- music
今日定休日は美容師の仕事と真逆にあるんじゃないかと思ってる経理の事務仕事を店で1人でやってました。
なかなか好きになれないこの事務仕事も久しぶりにシーンとした店でやってたら悪くない。
そもそも僕はこの誰もいない店に1人ってのが結構好きで昼も夜も問わずに。
ウメが居た時なんかはそんな時も多かったな。
でも本当は今日は経理の日じゃなくて。
と言うのもOFFは今年で20周年ってことはこれ読んでる人は何となく知ってると思うんだけど、今の代官山に移転しては9年経ちます。
まあ、10年近く経つとですね、何かと傷んでくるところが出て来ます。
そんな傷んだ物や箇所を修理修繕したり、塗り直したりって日にする予定だったんだけど雨降るかもなんて予報だったので(他称雨男なんで)延期にしたら...
降らないっていうね...
事務仕事終えて、まだ明るかったから写真のスピーカーをまずメンテナンス。
これはMagnavoxというアメリカの60年代のヴィンテージスピーカーです。
レンジも狭いし低域の鳴りは弱いですが乾いた音が好きです。
好きなエレクトロニックミュージックでもサロンベースだとちょうどいい鳴り具合と言ったところです。
中の埃を取り、端っこのハゲた塗装をヤスって塗り直して見違えるほどハンサムになると、ああ...早く他もやりたいと思うのでした。
新年明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
明日1/6より営業が始まります。初日は12時からとなります。
赤くて勇ましい牛を載せましたが心は落ち着いていますので、皆さま本年もどうぞよろしくお願い致します。
この牛のお面は何年か前に友人のお店で群馬の高崎にあるshiroyamaというお店で買ったものです。
OFFのシャンプールームで目にしたことがあるかもしれませんが。
最近、趣味嗜好が強い物にお金を使うのは顔が分かる人の所がほとんどになりました。
僕で言うと洋服、オブジェ、レコードなどですが、最近だと外食もそれに入って来たのが自然なことなんだなと感じます(書いててなんか最近も同じようなことを書いていたような気が...2度目だったらすみません...)
そうなると髪の毛、ヘアスタイルも正にと言えるんじゃないかと思います。
そんな皆さまのこだわりにお応えつつ、OFFらしさを落とし込んだスタイルの提案を今年も積み重ねていきたいと思います。
OFF19 Track4
- 2020.12.21 16:16
- music
4曲目はJohn MartynのSolid Air
イギリスのシンガーソングライター、ジョン・マーティンの1973年のアルバム「Solid Air」からアルバムタイトルにもなっている曲です。
すばらしいアーテイストですが日本ではあまり知られてはいないようです。
僕が知ったきっかけは音楽のお師匠さんからです。やっぱりお師匠さんがいるのはいいですね。
自分が知らないことをたくさん学べます。
新しい音楽を知ると音楽だけでなく、その国のこと風土のこと政治のこと時代背景などなど繋がります。
そういったことを教わり知ることができるのはとても豊かなことだと思います。
この曲は親友のイギリスのシンガーソングライターNick Drakeのために歌った曲のようです。
ニックの2作目のアルバム「Bryter Layter」が評論家からの評価は高かったものの、売上は伸びず失意のままロンドンを離れてしまい、うつ病を患ったニックのための曲でしたがこの約1年後の1974年に26歳という若さで亡くなってしまいます。
Nick Drakeは3枚のアルバムを出していますが1980年以降に再評価が高まり影響を受けたミュージシャンも多いようです。
こちらも良かったら聴いてみてください。
話はアルバムに戻ってSkip Jamesのカバー"I'd Rather be the Devil"が収録されていますがCDとレコードだと内容が違いまして、CDの方はLive Versionがあるのですがこれも必聴です。僕は完全にヤラレました。
OFF19 Track3
- 2020.10.24 18:18
- music
やはり少し間が空きましたが、夏にお配りしたAnniversary Mix CDの3曲目
「I KNEW THESE PEOPLE」
1984年ヴィム・ヴェンダース監督作品、映画「Paris,Texas」
RY Cooderによるサウンドトラックから
この曲は主演のハリー・ディーン・スタントン(トラヴィス)とナスターシャ・キンスキー(ジェーン)の映画のセリフがそのままに入っています
サウンドトラック全曲おすすめします
聴いているとどこか遠くに行きたくなってしまうかもしれませんが、その欲求をも満たしてくれると思います
↓は別曲でメキシカン・トラディショナルのCanción Mixteca
なんとハリー・ディーン・スタントンが歌っています
劇中でも対局に位置するようなI KNEW THESE PEOPLEとCanción Mixteca
どちらも何度でも聴きたくなります