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OFF19 Track4

  • Posted by: sakai
  • 2020.12.21 16:16
  • music

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4曲目はJohn MartynのSolid Air
イギリスのシンガーソングライター、ジョン・マーティンの1973年のアルバム「Solid Air」からアルバムタイトルにもなっている曲です。
すばらしいアーテイストですが日本ではあまり知られてはいないようです。
僕が知ったきっかけは音楽のお師匠さんからです。やっぱりお師匠さんがいるのはいいですね。
自分が知らないことをたくさん学べます。
新しい音楽を知ると音楽だけでなく、その国のこと風土のこと政治のこと時代背景などなど繋がります。
そういったことを教わり知ることができるのはとても豊かなことだと思います。

この曲は親友のイギリスのシンガーソングライターNick Drakeのために歌った曲のようです。
ニックの2作目のアルバム「Bryter Layter」が評論家からの評価は高かったものの、売上は伸びず失意のままロンドンを離れてしまい、うつ病を患ったニックのための曲でしたがこの約1年後の1974年に26歳という若さで亡くなってしまいます。
Nick Drakeは3枚のアルバムを出していますが1980年以降に再評価が高まり影響を受けたミュージシャンも多いようです。
こちらも良かったら聴いてみてください。

話はアルバムに戻ってSkip Jamesのカバー"I'd Rather be the Devil"が収録されていますがCDとレコードだと内容が違いまして、CDの方はLive Versionがあるのですがこれも必聴です。僕は完全にヤラレました。

OFF19 Track3

  • Posted by: sakai
  • 2020.10.24 18:18
  • music

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やはり少し間が空きましたが、夏にお配りしたAnniversary Mix CDの3曲目
「I KNEW THESE PEOPLE」
1984年ヴィム・ヴェンダース監督作品、映画「Paris,Texas」
RY Cooderによるサウンドトラックから
この曲は主演のハリー・ディーン・スタントン(トラヴィス)とナスターシャ・キンスキー(ジェーン)の映画のセリフがそのままに入っています
サウンドトラック全曲おすすめします
聴いているとどこか遠くに行きたくなってしまうかもしれませんが、その欲求をも満たしてくれると思います
↓は別曲でメキシカン・トラディショナルのCanción Mixteca
なんとハリー・ディーン・スタントンが歌っています


劇中でも対局に位置するようなI KNEW THESE PEOPLEとCanción Mixteca
どちらも何度でも聴きたくなります

OFF19 Track2

  • Posted by: sakai
  • 2020.08.30 18:18
  • music

さて2曲目です
ノルウェー出身のDJ/Producer、現在はベルリンで活動しているDJ FETT BURGERのミススペルDJ FETT BIRGERによるKokken Tors Jævla Sensualitet Mix (Lang Versjon)
こちらも前曲から続きビーチを連想させるゆるゆるなトラックです。
DJ FETT BIRGERは北欧ならではのレイヴディスコ、ダブなどのダンストラックのリリースが多いので、これを聴いた時はこんなのもやってずるい...笑
って思って購入した1枚です。
弟のDJ Sotofettと共にSex Tags Maniaというレーベルを運営しています。
僕が持っている中でこちらはそこからの1曲です。

OFF19 Track1

さて、現在お配りしているOFF 19th Anniversary Mix CDに収録されている曲について順に紹介していきたいと思います。

そもそもの今回のCDの経緯としてはOFFに5年くらい在籍していた僕の親友が独立して8月で10周年ということで作ってくれと頼まれたのがきっかけでした。
5月の終わり頃のいい季節に初夏のイメージでスタートして選曲しました。
なんせ5月頃は家で過ごす時間もまだ長く、散歩したりと非日常が続きその不安定さと鬱屈した少しダルっとした気分が反映されながらも気持ち良さはキープされた選曲になったと思います。
そこで相談してOFFの19周年にもさせてもらいました。

話は戻して
なんせ全部で14曲あるのでいつ終わるのか...サクッといきたいところですが気長にやる気持ちで望みます。

1曲目はイギリスの写真家で音楽家のSteve Hiett(スティーヴ・ハイエット)が1983年に発表したアルバム『渚にて...』 (Down on the Road by the Beach)からの1曲目Blue Beach - Welcome to the Beachです。
レコードジャケットはこれです。彼自身の写真です。いいジャケです。
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ずっとレコードでしかなかったんですが何年か前にようやくCD化したので気軽に聴けるようになりました。35年以上経ってからCD化、今現在はAppleMusicにはなさそうですね。違うアルバムはありました。

ハイエットは絵画を学んだ後、グラフィック・デザインを学び、その後音楽で60年代よりプロのミュージシャンとしてバンド活動、70年代より「Vogue」や「Marie Claire」等のファッション誌で写真家としても活躍してます。
マルチの才能があり過ぎてすごいの言葉しか出ませんが...すごいです。

お店にはハイエットの写真集をおいてます。
これは2015年に刊行された50年に及ぶハイエットのキャリアを総括したレトロスペクティブです
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1960年の幼少期の写真から始まります
気になる方は続きはお店でご覧下さい
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BGM20200 / De Conversa / Cravo E Canela

  • Posted by: sakai
  • 2020.07.31 22:22
  • music

今日でJulyも終わり
明日梅雨明けでしょうかね


Caetano Veloso/1972