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新年明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。
明日1/6より営業が始まります。初日は12時からとなります。
赤くて勇ましい牛を載せましたが心は落ち着いていますので、皆さま本年もどうぞよろしくお願い致します。
この牛のお面は何年か前に友人のお店で群馬の高崎にあるshiroyamaというお店で買ったものです。
OFFのシャンプールームで目にしたことがあるかもしれませんが。
最近、趣味嗜好が強い物にお金を使うのは顔が分かる人の所がほとんどになりました。
僕で言うと洋服、オブジェ、レコードなどですが、最近だと外食もそれに入って来たのが自然なことなんだなと感じます(書いててなんか最近も同じようなことを書いていたような気が...2度目だったらすみません...)
そうなると髪の毛、ヘアスタイルも正にと言えるんじゃないかと思います。
そんな皆さまのこだわりにお応えつつ、OFFらしさを落とし込んだスタイルの提案を今年も積み重ねていきたいと思います。

Portugal 旅日記 ホテル編

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航空券を選ぶのとホテルを選ぶのが好き。
ホテル選びはいつもBooking.com を使います。
写真を眺めてるだけでもワクワクするし、
口コミ読むのも参考になるから楽しい。

ただ、いつも当たりなわけではなく、
外すこともありますよ実際。
だから当たりだったときはすごく嬉しい!

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ポルトガルで当たりだったのはこのリスボンのホテル。
Dear Lisbon

部屋数はやや少なめでこじんまりとしたホテル
なんだけど、スタッフの人もすごく親切で
お部屋がお城みたいにかわいい。

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この長い廊下を通って部屋にいく
わくわくする廊下。

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すごく広くて天井の装飾までかわいい。

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窓の外も素晴らしい景色。

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朝食はここに運んできてくれるシステムで
初日の朝から贅沢にみんなでこの景色を見ながら
朝ごはん。

ポルトガルにいるのに、いつものファミリーだったので
不思議な気分で朝ごはんを食べました。

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ちなみに、このあとポルトという街に移動したのですが、
そこで泊まったホテルは大はずれでした(笑)

多分、幽霊がいたし、窓を開けると目の前が大きな建設工事中で
粉塵がすごくて、部屋に帰ると酒井もわたしも咳がとまらないし、
お部屋は一見おしゃれなんだけど
なんかどよんとした空気。

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朝食は毎朝このメニューが
ドアの外に届けられるシステム。

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こんな風に紙袋に入れられて届きます。
初日。めちゃくちゃテンションあがりました。
「美味しいねー!
パンがちょっと多いけど毎日でも飽きないね!」
なんてルンルンで食べました。

けど、4泊したのですが、このメニューが
全く入れ替わることなく4回続きました。。。

2日目にして、「昨日と全く一緒じゃない?
せめてパンの種類とか変えて欲しいよね?」
と文句を言い始め、
3日目には「パンこんなに食べれないよね?
フルーツまで全く同じだね。」
4日目にはちーちゃんからもらった
チゲスープを飲んで、
「やっぱ朝はこうゆうのがいいね」と。。。

写真で見返してると、美味しそうな朝食メニューでは
あるんだけどなぁー
並べてる以外にもまだパンが袋に入ってるんです。
もう、とにかくパンが多い(笑)

このホテルで酒井は風邪を悪化させてしまい
旅行から帰ってきてからも約1ヶ月くらい
ひどい咳に悩まされてついには肺気胸の疑い
まで出たくらい。
ほんとに喘息みたいな咳が残ってしまい、
それが今年だったら
外を歩けないくらいだったな。。。

最近の旅の思い出は
必ず酒井さんの体調不良がセットになりつつあります(笑)
もはや、ネタですね。

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皆さまこんな感じでお過ごしでしょうか?

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最近僕はめっきりブログの更新が減ってしまい少し反省しております。
今はインスタグラムが主流になり手軽さからどうしてもそっちに流れてしまいました...
ただ長文向きではないのでしっかり文章書く時はやはりブログの方が向いてますね。
こんな時期なので時間があるのでここら辺で書いとこっと。
こんなコロナ騒ぎの前⁈かな、常連さんからOFFのブログよく読んでましたと。面白かったと。
読んでた⁈面白かった⁈と過去形にも引っ掛かりさらに勝手に反省...。
その中で面白かったと上がったの登山中に下ネタしりとりしながら登るって記事。笑
あった、あった。笑 30代半ばのことなんでね。まあやるよね。
自分で言うのも何なんですがOFFのブログってのはそこがミソなんですね。
そこが話題に上がって来るあたりが超嬉しいわけです。
あとびっくりしたのがスタッフがサッカー中にぎっくり腰になった記事載せたら、ぎっくり腰のこと調べてたらうちを知って来ましたなんてこともあったり。
ヘアカタログや美容系も押さえつつなのですが、みんなやってるしね。
都内2万軒超、全国25万軒。そればっかりって超つまらん。ヘアカタだけじゃ中身が分からないもんね。美容師なんだけどそれはそれ、これはこれ。
話は変わって。
年々、心地よく暮らすことには人の顔が分かると言うか浮かぶのことの大切さを感じます。
職業柄という訳ではありませんが服は好きな方なので、デザインした人、僕は古着を着ることも多いので買い付けした人の顔。
家や店に飾る花たちやインテリアもそう。
食べるもので言えば、ここぞで食べたいものを外食をする時は顔見知りのお店だったり。
趣味でレコードを買うことも多いので顔馴染みのお店に行くとおすすめを出してもらえるので世界が広がる楽しみがあります。
遊びに行くのも場所に行くというよりは人に会いに行く感が強くなります。遊び場は情報交換の場所ですからね。
見た時、聴いた時、触れた時または体感した時に顔が浮かぶこと。
それは自分だけでは得ることのできない新しい自分を見つけるきっかけをくれ、さらに信頼できる人であれば心強いし安らぎをも感じることができます。
もちろん僕達美容師の仕事もそう思ってもらえたらという気持ちでずっとやって来ています。
おそらく皆さんが思っているよりもその人その人の髪については予約が入った時、髪を切って帰った後も考えたりします。
さらにフッと突然思い出す事も多くあります。おそらく皆さんが思っているよりも多く。笑
逆もまた然り、たまにお客さんから「夢に酒井さんが出てきました。そろそろ行かないと思って今日来ました」な〜んてことを言われるとキュンとします。
こんなコロナの中、なかなか来れない方も多いと思います。切りたい染めたいと思います。
ご無理はせずに、そして終息した後はまたお互いまず顔を思い浮かべましょう。
夢に出て来たらすんまそん。

OFF改装日記

  • Posted by: jun
  • 2018.10.20 11:11
  • interior

改装後のOFFにまだ来てない人もいると思いますが

9月のはじめに、入り口入ってすぐの部屋を改装しました!

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ここはセット面の鏡があったところ。

もともとのカウンターや鏡はすべて撤去されてます。

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ここはセット面からみた入り口の受付のところ。

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ここは待合席の場所

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シャンプー台スペース

今回の改装はかれこれ最初にお店を始めた時から

数えたら5回目になるのですが

大工さんたちが今までで一番丁寧な人たちで

すごく感動してしまいました。

ひとつひとつのことがとても丁寧で帰りも毎日綺麗に

掃除して帰ってくれて、それだけで信用できますよね。。。

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スタッフのみんなは夏休みでいなかったので

わたしと酒井は廊下の壁を塗ったり

バルコニーの植木の植え替えをしたり

事務作業をしたりと、なんだかんだ毎日やることがたくさん。

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バルコニー側の部屋に椅子や物を移動させたので

部屋が物で溢れかえってました!

でもこの感じもかわいいな。

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塗り直した壁は昼間見ると色の差がわかりにくいけど、

絶妙なグレーになっているので

思い出したらみてくださいね。

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今回の改装のイメージに合わせて買ったランプ。

とんでもなく重たいです。

個人的にランプが好きすぎて置くところがなくても

いいランプを見つけると買ってしまいます。。。

家にも使ってないランプがいくつか。。。

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鏡の位置を決めるのに苦戦中の酒井氏。

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前からこうしたかったみたいで

このタイプの鏡をずっと探していたら友達がやっている

vintage shopで3枚とも見つけてかなりテンションあがってました。

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仕上がりはこんな感じ。

隣の商品棚の雰囲気ともぴったりマッチ。

この商品棚は今回の改装にあたって新調したのですが

元々は古い医療棚だったものなのです。

うんちくは今度酒井さんから説明してもらおうと思います(笑)

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最後は改装工事中にみた夕日の写真で。

改装後の内装の雰囲気、日が経つにつれてどんどん良さが

増しています。

最初の一週間は新品のピカピカな雰囲気が

ちょっと気恥ずかしくてなんとなくむずむずしていたのですが

みんなが仕事していくにつれていい感じに馴染んできました。

全貌は是非来店した際に見て欲しいのですが、

まだなかなか来れないという方は

infoの欄でozawa kiyoeさんに撮って頂いた素晴らしい写真が

見られるのでそちらをご覧になってください!

改装後の写真をUPしました

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渋谷から代官山に越して来て早6年。
9月の上旬に1週間程お店をクローズして改装工事をしました。
目的は席数を増やすこと、それに伴い今の気分を反映させること。
気分を反映させること、とても大事なことですね。
長い時間過ごす場所ですから気分転換にもなりますし、
今回で言うと6年で吸収してきたことを形にすることによる確認作業でもあります。
さらに今回はオープンから数えると5回目の内装工事だったので、大分手順も良くそのうち4回お願いしている建築家の本間陽介さんなので安心して進めることができました。
今回のメインは入ってすぐの部屋のカウンターを大理石にしたことです。
OFFでは新素材です。サイズ感、アールの具合、色味、他との色合いを純と本間さんと十分に話し合いました。
さらに什器類はJipenquoさんにお願いしました。受付カウンターとショーケース、今回は8枚中5枚の鏡も新しくして、これですべてのOFFの鏡はJipenquoさんのになりました。
一目惚れのオリジナルの鏡×2枚、古い床屋さんで使用されていた鏡の枠×6枚です。
古き良きものと経年変化を楽しむ新しいものの融合が好みな感覚が近く(勝手にですが)、細部へのこだわりと高い技術と感性がとても信頼できるお店です。

そして前回に引き続き、写真はOzawa Kiyoeさんにお願いしました。
写真の力は素晴らしいもので、というかOzawa Kiyoeさんの写真の力がですね。
9月から10月にかけては今年は本当に雨が多く、お互いのスケジュールが重なった日は1日だけだったのですが、
この場合は運良く、台風後にあたったので晴れてくれました。
OFFは窓がとても多いので秋の昼間の光は柔らかさをおびて来て好きです。
見せたい箇所、空気感、さらにはこちらの感情や彼女の感情までもが(感情という表現が正しいかは分かりませんが)一体になり、
誰も居ない店内写真のはずが、明らかにそこに存在している意識のような、気持ちのような空気感が落とし込まれ、
心が揺さぶられる写真を撮っていただきました。

一番下にリンクを貼ってありますので、是非ご覧ください。

少し新しくなったOFFでまたみなさんと末永くお付き合いできればと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。


OFF INFO