diaryArchive "jun"
渋谷の谷に住む猫
- 2009.06.27 20:20
- etc
今から4、5年前、
渋谷には野良猫たちがたくさんいました。
うちのねこたちもoffの近所で拾ってきた野良出身の子猫でした。
いつからか、野良猫はどんどんいなくなり、今ではほとんどと言っていいほど見かけなくなってしまいました。
offを始めた最初のころは、
野良猫が外のらせん階段を上って5階まであがってきて、
うちのねこたちのご飯を勝手に食べていたなんてことまでありました。
野良猫たちがいる、ゆるーい環境がすきだったのにな...
ビルとビルの谷間に暮らす野良猫たちは、
ビルの建て直しなどによって住む場所を失って、
もしくは保健所に連れて行かれたのか、
今じゃほんとうに見かけなくなってしまいました。
野良猫の寿命は平均4、5年だそうです。
やっぱり過酷な環境で生きていくのはそのくらいが精一杯なのでしょうか。
この写真の猫は、
まだ大人になりきってない子で、
多分生後半年から8ヵ月の間くらいだと思います。
すでに警戒心が強くて、連れて帰るには大きくなりすぎていました...
こんなに純粋でかわいい顔をしているのに、
この子も4、5年しか生きられないのかなと思うとほんとうに切ないです。
この日、夜ご飯を食べに行く途中に出会ったのだけど、
酒井さんと二人、この子を助けてあげられないもどかしさで言いようのない悲しい気持ちと無力感でその場を離れました。
アーミッシュの存在
- 2009.06.14 08: 8
- beauty
先日、洋服屋さんの秋冬のカタログ撮影がありました。
毎回、なにかしらのテーマがあって、今回のテーマはアーミッシュでした。
唐突ですが、アーミッシュって知ってますか?
わたしはその存在すら知りませんでした。
アーミッシュとは・・・・
アメリカのペンシルベニア州やオハイオ州などに住むドイツ系アメリカ人。
キリスト教に属し、16世紀にスイスを中心としてヨーロッパで生まれ、
16世紀の宗教戦争などで長期的に迫害を受けたため、
18世紀にアメリカに移住した。
電気を使用せず、電話などの通信機機器ももたず、
基本に自給自足の生活をしているのです。
移動手段は馬車で
アーミッシュルックと言われる独特の服装をしています。
子供がまたかわいい。
色々と調べていくうちに生活信条や子供の教育などを知って
驚くことだらけでした。
便利なものや情報や教育、一切を拒むこの人たちの姿が、
宮崎駿の映画と重なりました。
こんな物語のような生活をしている人たちが、
現代にこんなにたくさん存在することに、
わたしってほんとうに世界を知らないなーと思う。
でも、この撮影のおかげでこの人たちの存在を知れて良かった。