diaryArchive "sakai"
君のお味は?
- 2016.08.08 14:14
- beauty
最近はSNSの発達というより、発展により少しホームページやブログの比重が少し軽くなって来てますかね。
OFFでもサロン用と個人でもinsatgramをやっているので、どうしてもその波に少しのまれています・・・
いかんですな・・・
ちなみにこちらです 笑
OFF instagram [ off.hairsalon ]
何かを発信すること、これは美容師のみならずですが、とても重要なことです。
ブログを始めた当初は一方通行で記事を書くのが普通で(コメント欄もあったけど返すの面倒なのでやってなかった)来店したお客さんにブログ見ましたとリアクションをしてもらう形なので時間軸がゆっくりとして、日頃の感じた事や見てもらいたい物などを頭の中に取り溜めていた状態だった気がします。
その分、表現した事によるリアクション、美容師でいう集客や仕事の依頼などの時間もゆっくりじわじわ来ます。
コツコツと見えない機を待ちながら過ごすので出す表現はやや濃厚です。
ここ数年は急速なSNSの発展でとにかくリアクションが速い、誰でも表現の場が自由になり、いつどこでも記事をアップできるので特に若手の美容師には良い時代だと思います。スピード感と程よい軽さが重要ですね。
それに乗れてる人は3,4年前に比べれば集客率も大幅に上がっているはずです。
newsでお伝えしましたが、OFFは今年で15周年を迎えることができました。
オープン当初の紹介か、たまにある雑誌などのSNSなど全くない状態から、今に至る変化を見てみると僕らにとってはこの濃厚さと軽さの両方を持ち合わせることが理想だなと思います。
いわゆる味ですな。
美容師は接客業でありながら、デザインし表現し続ける仕事です。
表現の濃厚さはその人の深さ、奥行きで、軽さは人当たりや機転にも関係すると思います。
どんなに格好良いスタイルを作っていても、実際会ってみたら全然魅力なかった・・・
1回じゃ分からないかもしれないですから、2、3回と経つうちに・・・
恐ろしいですね・・・笑
しかも、すぐにこんなに濃厚かつ軽い人になんてなれません。若いうちからコツコツやってジワジワ染み込んで来るのです。
恐ろしいですね・・・笑笑
ここでは人間性の魅力について書いてありますが、美容師は技術職でもあり研究職の1面もあります。
これらもコツコツとジワジワとです。
少なくともOFFで働いているスタッフには好きな仕事を選んでいるなら真面目に正直に自分を表現してもらいたいと願っています。
この記事を読んだスタッフが恐怖におののいていたら残念ですね・・・笑笑笑
University of Malta Extension
- 2016.07.26 22:22
- travel
マルタ島の旅行記続きです
旅に出る前に建築関係の仕事をしている古くからのお客さんから
TOTO出版から出ている「ヨーロッパ建築案内」というガイドブックを教わりました
建築に詳しいわけではないけれど旅先では楽しみのひとつです
そのガイドブックにこのマルタ大学が載っていました
60年代初期に設計された石造建築ですが、タイトルにマルタ大学増築とあるように
学生の増加により97年にマルタを代表する建築士リチャード・イングランドによって建てられました。
あまり説明もできないので写真を羅列しましたが、伝わると良いんですがね・・・
素敵な空間です。
写真には人影がありませんが普通に学生やら先生たち、猫もいました。
さすがに教室内には入りませんでしたが学食に行ったり売店で買い物したり
ベンチでひと休みとおそらく怪しまれずにいたと思います・・・
旅に出る前にはこういった建築案内本に目を通すとまた旅がひと味違って来ますね。
建築関係のお客さんが意外にたくさんいるので、これからも色々教えて頂きたいですね。
移動好き
旅の話続きます
前の記事でも書きましたが今回の夏休みは地中海に位置するマルタ島とシチリア島に行って来ました
もちろん直行便はないので経由して行くんですが
ざっと説明すると
成田からウィーン経由でマルタ、マルタからカターニア(シチリア)
カターニアからマルタ、マルタからフランクフルト経由で羽田と飛行機は計6回約30時間
マルタでは中世の町並みが残る世界遺産に登録されている首都ヴァレッタからバスで往復2時間かけ
エリザベス女王がハネムーンで訪れたゴールデン・ベイというヴェレッタ唯一の砂浜のある海岸へ行き
カターニアでは鉄道でやはり往復2時間かけ、リュック・ベッソン監督の映画「グラン・ブルー」の舞台となった
タオルミーナという保養地に行って来ました
飛行機嫌いの人やのんびり過ごしたい人には地獄のようなスケジュールかもしれませんね・・・
今回でかなりはっきりしたことですが僕たち夫婦はこれが苦にならず、むしろ好きなのです
性格なのか、仕事柄なのかその両方な気もしますが僕の場合で言うと、移動の際は席が決まっていて
当たり前だが着くまではずっとそこに居なきゃならない。
途中どこか移動したくても、なにか思い出して始めようとしてもできない。
その時間が経つまで絶対にそこで過ごすしかないわけです。
そうなると、じゃあその時間に何をして過ごそうかな♪となるわけです
やることはというと至って平凡で映画を観て、本を読み、音楽を聴いて、眠るわけです。
改めて文にしてみるとなんと贅沢な過ごし方
休みが少なく移動時間もあまりなく、プライベートとの境目があまりない職業なだけに
のんびりこれらをしてもまだ時間が余るなんてことは贅沢の極み
あー、またどこかへ移動したい・・・
飛行機は行きも帰りもANAの共同運航だったので映画の充実ぶりが良く行き帰りで計5本
「オブリビオン」「海街ダイアリー」「家族はつらいよ」「バットマンvsスーパーマン」「鉄の子」
とバラエティに富んだラインナップ
本も同じくバラエティーに富んだこの3冊
池波正太郎「男の作法」リリー・フランキー「エコラム」遠藤周作「深い河」
池波正太郎の「男の作法」はお客さんに薦められたもので
シンプル、スタンダード、ナチュラルでありたいと思う一冊
リリー・フランキーは東京タワーが異色であって、このエコラムのようなある種下世話なものが大好きで
17,8年近く前に読んだ「女子の生きざま」「誰も知らない名言集」「美女と野球」が忘れられなくて最近では新しいこの本をお供に
遠藤周作もきっかけは2年前に長崎の五島列島へ旅行した時に「沈黙」を持って行ったのだけど、
たまたま五島に行くことを知らなかったお客さんから薦められ、
まさに舞台となる話なので余計に引き込まれました。
そして急きょ外海にある遠藤周作記念館にも行って来ました。
翌年にポルトガルに訪れることになったのが偶然なんだけどなんか不思議な気持ちになりました。
今秋にマーティン・スコセッシ監督で映画「沈黙」が公開されるようですね。
「深い河」もまたその名の通りの内容で話はとても引き込まれました。
話は最終的な舞台はインドになるのだけれど、ちょっと音楽の話に繋がって今回旅中に聴いてた曲の大半はnoise in my headのミックスでその中でidjut boysのconradのミックスに原マスミの84年の「君の夢」という曲がすごく耳についた
始まりの歌詞は「夕べ君の夢を見たよ インドの衣装を着て インドのオドリを踊ってる もうよしなよ 目がまっ赤だよ・・・」
という最高にエキセントリックな曲に興奮しました・・・
「夢の4倍」という素敵なタイトルのアルバムに入ってます。
「インドか・・・」今のところ全く興味は涌きません・・・笑
インドは訪れると好きか嫌いかはっきり分かれると良く聞きますね。
深い河でもその話は出て来ます、あと良く呼ばれるとも聞きますね。
まあ、どうなるかは分かりませんがね「深い河」のように。
こんな感じに「移動好き」というタイトル付けてるのに流れながれて関係ない話になって来ましたね。
だから普段からジッとしてられないのですよ・・・
最後に40過ぎても結構ずっと眠れます。眠るの大好きです。