diary
祖母の話
- 2022.01.24 00: 0
- etc
こんにちは、yukiです。
年始に2年ぶりに会えた祖母のお話を少しさせて下さい。
こちら祖母です。
写真が大嫌いなので、2ショットも
隠し撮りしかできません。
私がこの世で1番尊敬している人です。
フワフワのパーマといつもは
ヘアピンを付けてますが
この日はファサファサのままでした。
2年ぶりの祖母は、変わらず元気ですが
腰が驚くほど曲がっていて時の流れを感じました。
祖母の姿は基本的に台所にあります。
昔から座るのは自分が食べるほんの一瞬だけでした。
最近になって少し座ってる姿が
増えて安心しています。
何を食べるか、人に取り分けたり
あれもあった、これも食べたいかなと
どんどん食卓は出してきますが
自分が食べるのは皆が手をつけないお刺身のツマや、
付け合わせの千切りキャベツ、
彩りの為のかまぼこばかりです。
お茶の時間に皆でコーヒーを飲んでも
薄いのが好きなの、と
祖母が飲むのは皆が1杯飲んだ
出がらしのコーヒーの2杯目です。
皆には美味しいものを食べさせて
自分は残り物を食べてる姿は
ずっと見てきたので昔から変わらないな、と。
昔から亭主関白な無口な祖父を
何一つ不自由なく、何一つ文句なく
労り、それであり穏やかな祖母は本当に尊敬できる存在です。
同じ事はきっとできないけど、
祖母の血が入ってるだけで嬉しく思います。
できるだけ、たくさん会いに行こうと思った
年始の祖母のお話でした。