diary
えいが日記
- 2020.08.19 11:11
- cinema
普段洋画の方が観ることが多いのですが、今回は邦画を紹介したいと思います!
1.undo (1994) 監督・岩井俊二
雑誌BRUTUSの誌上ショートフィルムの企画で岩井俊二さんの監修の元、山口智子さんの写真を撮ったきっかけから生まれた45分の短編映画です。
登場人物は一緒に住んでいる山口智子とトヨエツ(とんでもなくかっこいい)と精神科医役の田口トモロヲさんの3人のみ。
ちょっとしたすれ違いからだんだんと精神を病み、何でもかんでも縛り付けてしまう異常行動の彼女にかなり戸惑いますがどの瞬間も美しくて儚くてほんのり恐ろしい!
山口智子のあどけないかわいさも相まってかなりタイプな映画でした。
公開当時シネスイッチ銀座で一週間限定のレイトショーのみながら連日長蛇の列ができる程話題になっていたそうです。
独特でアートな世界観がお好きな方ぜひ。
2.インスタント沼(2009) 監督・三木聡
この映画はほんと好きで定期的に観たくなる映画のひとつ。
オープニングのカラフルでチープな演出も大好きです!
雑誌編集者で主人公のハナメ(麻生久美子さん)が色んな人と出会いしょうもないことも全力で取り組んでいるのをみて純粋に楽しめる映画。
なんでもない会話がおもしろく、シュールな世界観が好きな方におすすめです!あとふせえりさんが、最高です。
3.スローなブギにしてくれ(1981)
友人からおすすめされ、貸してもらった映画。
昭和の良い時代にどっぷり浸れる作品です。
若かりし頃の浅野温子さん、山崎努さん、原田芳雄さん。
若い頃の作品は見たことがなかったのでとても新鮮でした!
自由奔放で野良猫みたいな浅野温子がほんとーに!かわいい。
山崎努演じる中年こじらせ男とバイクを乗り回す喧嘩っ早い青年との間をふらふら行ったりきたり猫みたいな少女の話。
主役は浅野温子さんのはずなのに山崎努さんの存在感が大きすぎて山崎努映画になってました。笑
ダンディで渋い声が痺れます。
これを機にこの時代の映画を見ることが増えそうです。
邦画はまだまだなのでおすすめ教えてもらえるとうれしいです!
kurumi