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日本一繊細なお菓子
- 2012.05.10 13:13
- eat
お多賀さん
滋賀の彦根に多賀大社という神社があって
地元の人はみんなそう呼びます
子供の頃の初詣はよくここに行っていて
行くと近くで必ず売られている定番のお土産。
「糸切餅」
長い棒状のお餅を糸で切って一口大にするので
そういう名前がつけられたそうです
わたしは昔からこれが大好きで、
お多賀さんに行くと必ず買ってもらってました。
今までもお土産で東京に買って帰りたかったんですけど
賞味期限が2、3日しかもたないし実家から遠いので滅多に行けず
なかなかお土産として買って帰る事ができなかったんです。
でもこの前、その話をたまたま滋賀出身の先輩に話してたら
「ネットで注文すればクール宅急便で送ってくれるよ」
とのこと。
これは!!!
と、思って早速注文しました。
届いたのがこれ!
中はこんな感じです
懐かしいです、このピンクとブルーのライン。
普通のお餅よりもやわらかくて、少しお餅の部分に塩気があります
甘すぎない餡との組み合わせが本当においしいんです
あと、見た目が好き
繊細でキレイな淡いピンクとブルーのラインが可愛いです
糸切餅のお店も色々あって、
わたしは「多賀や」さんで買いました
賞味期限が短いのは独特な美味しさを
失いたくないという想いかららしく、
糸切餅が「 日本のお菓子の中でも最も繊細なお菓子 」
と言われるのはその為だそうです。
子供の頃は初詣の時か、人からお土産でもらった時ぐらいしか
食べることが出来なくて今よりも特別感があったお菓子。
今ではこんなに遠く離れた場所にいても
2日もあれば届けてくれる
特別感が薄れるという意味ではちょっぴり切ないような。。。
でも、遠くにいてもこの味が味わえるのはやっぱり嬉しいです
お店によっては中にお茶屋さんがあって、
出来たてのアツアツが食べられるらしいです
うん、次帰ったときはお店に食べに行こうー!