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MIHO MUSEUM
月曜日から昨日まで、お休みをいただいて実家に帰省しておりました。
わたしの地元は滋賀県で、あるのは知ってたけど行ったことが無くて
ずっと行きたかった美術館。
"MIHO MUSEUM"
場所は信楽(しがらき)という焼き物で有名な場所にあります。
信楽焼という名前は聞いたことあるのではないでしょうか?
信楽の駅からさらに山奥に行った桃谷という場所に
MIHO MUSEUMはあります。
ここは一年中やっているわけではなく、
春夏秋冬、各季節1~2か月ほど休館日があったりするので
毎度帰るタイミングが休館の時期にかぶって
今まで行けたことが無かったのです・・・!!
この美術館の設計はルーブル美術館のナポレオン広場にある
ガラスと金属でできたピラミッドの設計にも携わった、
建築家のイオ・ミン・ペイが設計した美術館です。
受付のある建物から徒歩約7分で美術館に向かうのですが
この間にある巨大なトンネルが圧巻なのです!
ここから入ります↓
中はこんな感じでなんだか近未来的な雰囲気。
トンネルというよりも建物の中のようでした。
ここを抜けると山に囲まれた橋が現れます。
橋側から見たトンネルも美しい。
そして橋の先に現れた美術館。
中に入るとその美しさに目を奪われました。。。
本当に山奥にぽつんとあるので見渡す限りのこの景色。
なんだか神秘的にさえ思えました。
廊下も。
至るところにイオ・ミン・ペイらしい幾何学的なデザインが施されていました。
今年のルイ・ヴィトンのコレクションが行われたことでも
有名になったこのMIHO MUSEUM。
その際の動画がYouTubeにあがっていました。
デザイナーがこの場所を気に入って実現したんだそう。
なんとも神秘的です。。。
なかなか行く機会がないかとは思いますが
京都からも車だったら30分ぐらいで行ける場所なので
機会があればぜひ行ってみてください!
New York ~ Art編 ~
- 2017.10.16 19:19
- art
今回の旅の目的のひとつでもあった、美術館巡り。
4つの美術館を周りました!
現代アートが多く展示されている"ホイットニー美術館"
内装がカッコイイ。
アレクサンダー・カルダーの企画展が開催されていました。
ミュージアムガイドがかわいかった。
各階でいろんな展示がざれていました。
展示方法も表現の仕方も様々で、アートの世界は奥が深く自由なんだなと思いました。
メトロポリタン美術館
川久保玲の展示が、私がニューヨークに着く前の日までだったというニアミス。。。
でも!
他にも見どころは盛りだくさんでした!!
メトロポリタンはなんといっても建物の大きさが半端ない!!
中央のエントランスから四方に部屋があって、さらにその部屋も奥に部屋があって
更にその奥にも部屋があって。。。。。
みたいな感じでまるで迷路でした。笑
行く前に調べていた情報でメトロポリタンは1日かかるというのを見ていて
そんなに~?と思っていたけど実際回ってみると
結構速足で気になったものは止まって見てって感じで、しかも
途中でもう自分たちがどこにいるのかもよくわからなくなって(笑)
それでも2時間ぐらいかかりました。。。
確かに、じっくり全て見て回ったらきっと1日ぐらいかかるんだろうな。
全世界の美術品が集められているんじゃないかってぐらいのボリュームでした!
(こんなのどうやって持ってきたんだろう。。。笑)
とにかく、規模がすごかった。
そして、UNIQLOフライデーナイトで入場無料の金曜夜に行った、Moma。
こちらは有名な作家の作品がぎゅっと詰まった感じでした!
クロード・モネの作品「睡蓮」
圧巻です。
それからゴッホ。
これを見てわたしが思い出したのはウディ・アレン監督作品の
「ミッドナイトインパリ」でした。笑
郵便局員の友達を描いたという作品。
色使いとタッチが柔らかくて美しいです。
フリーダ・カーロのポートレートもありました。
この絵の隣にはこんなものも。。笑
外国人用なのか位置が高くて近づくと映らなかったので遠めで。。。笑
MoMaではフランク・ロイド・ライトの企画展もやっていました。
以前、ブログでも書いたことがある池袋にある自由学園明日館の設計者です。
設計図からしてとても美しい。
絨毯のデザインもしていたそうで、こんな図面がありました。
すごく素敵です。
こんな絨毯ほしいぐらいです。
図面や模型など、盛りだくさんな企画展でした。
廊下にいた、なんだかかわいいカップル。
絵になります。。。
そして最後に行ったのは"ノイエギャラリー"
ここは写真撮影禁止だったので可愛かった外観を。
こちらは20世紀初頭のオーストラリアとドイツ芸術品が中心の美術館。
クリムトの作品が多く展示されていました。
ここに展示されているクリムトの作品は
日本円で約135億円もの値で取引されたものだそう。
館内もすごく素敵で、重厚感があって美術館というより邸宅っぽい雰囲気でした。
カフェも併設されており、ザッハトルテが絶品なんだそう。
とても賑わっていました。
他にも行きたいギャラリーはあったのですが
ファッションウィークのせい?なのか、
小さいギャラリーはほとんど閉まっているという謎の状態でした。笑
ギャラリーにの人なのか不明だったけどそこにいたおじさんになんで?って聞いても
「分からないけどこの辺全部閉まってるよ」とのこと。
再開も分からないとのこと、ゆるいなあと。。。笑
盛りだくさんすぎてまだまだ紹介したい写真はありますが
これ以上だとちょっと長くなりすぎてしまうのでここらへんで。
美術館は芸術品もですが建物が好きで日本でもたまに行くのですが
やっぱり規模が違ったのと、日本で企画展として海を渡ってくる作品たちを
一挙に見ることができたのが本当に贅沢だったなあと思います。
見応えのある美術館が多すぎて、もっと何度も
行きたい場所ばかりで名残惜しかったです。。。
BAUHAUS in Dessau
今年の夏休みの旅の目的のひとつ
ベルリンから列車で1時間半の場所にある1925-1932年まで置かれていた
バウハウスの校舎とマイスターハウスの見学です
クレーとカンディンスキーの宿泊していた部屋が公開されていて
クレーの部屋がため息出るような色使いだったので・・・
載せます
はぁ~
Saul Leiter
- 2017.06.30 12:12
- art
またまた写真の話です。
この写真の駅のポスターをきっかけに知った
写真家のソール・ライター
今月25日までBunkamuraで展示が行われていたので
終わる直前に見に行ってきました。
この写真を見た時この方のことを何も知らなかったので
後で調べて驚きました。
勝手に若い方なのかなと想像していたのですが実際は83歳。
撮られたのも1950年や1960年なのですが
写真がなんだか新しい感じに見えました。
展示は
ファッション、モノクロ、カラー、絵画、ヌードに分かれていました。
ファッションは仕事で撮影したものが多く
カラー写真はプライベートで撮ったようなものが多く
いろんな場所で撮っているのではなくて
その当時のソール・ライターの自宅周辺で撮られたものばかりでした。
同じ場所で撮っていてもその日によってその瞬間によって違う場所に見えたり、、、。
一瞬で切り取って映し出されたものが素敵で
一枚一枚立ち止まって見ていました。
閉館の一時間前に入ったのですが
その時間じゃ足らずに最後の方がゆっくり見れなかったので
それが少し心残りです、、、。
その心残りを晴らすべく帰りにこの展示の図録を買ったので
時間のある時にゆっくり見返したいです。
ファッションとアート 麗しき東西交流
- 2017.06.07 16:16
- art
横浜美術館でやっている企画展。
"ファッションとアート 麗しき東西交流"
19世紀後半~20世紀前半のファッションが中心で
東西の文化交流の影響がどのように人々の美意識に関わったのか。
西洋の文化を取り入れている日本。
そして日本の文化を取り入れた西洋のファッション。
いつの時代も流行りすたりがあり、
いろんな影響を受け変わり続けてきたファッションの文化。
すごく面白かったです。
1か所だけ撮影OKな場所があったので。
前に三菱一号館美術館でやっていた
"PARIS オートクチュール展"を見に行ったことがあります。
その時はオートクチュールのドレスが主でそれもとても素敵だったのですが
今回の展示は西洋だけでなく東洋のファッションの移り変わりも展示されていて
今あればほしいと思えるような素敵な物ばかりでした。
見に来られていた方は素敵な年配の女性が多く、
わたしも年をとってもアートやファッションに
敏感な女性でありたいなと思いました。
企画展は今月の25日まで横浜美術館で開催されているのでお早めに!
横浜美術館、初めて行ったけど建物もすごく素敵でした。
美術館に訪れる中での楽しみの一つでもあります。
肝心の内観は撮り忘れてしまったので。。。笑
ぜひ行って見てみてください!
次は何を観に行こうか、それが最近の楽しみです。