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安藤忠雄展ー挑戦ー
- 2017.11.16 12:12
- art
新国立美術館で開催中の企画展
「安藤忠雄展ー挑戦ー」
前々からずっと行きたいなーと思っていた展示でした。
新国立美術館は火曜定休なので火曜休みのわたしはなかなか行けず。。。
この間このために水曜休みを取って(笑)、やっと行って来ました!
広いスペースに所狭しと模型が展示されており、
そのひとつひとつの模型の横に完成後の建物の映像がパネルで流されていました。
模型、設計図とさらに完成後の建物の映像までもがあって
とにかくボリュームがすごかったです!
展示スペースの外には大阪にある「光の教会」が
なんと原寸大で再現されていました。
残念なことに私が行った日はあいにくの曇り空で
光が弱かったのですが。。。
すごく素敵過でした。
これが教会だなんて。
天気のいい、綺麗な光が入ってくる日にもう一度行きたいです。
幾何学的なものや歴史を感じられる西洋のもの東洋のもの、
モダニズム建築、色々見てきたけどわたしは特に
芸術性のある美しさを特に感じられるものに心惹かれている気がします。
安藤忠雄さんは知っているけど詳しいわけではなかったんですが
今回の展示で有名なもの以外で、これも安藤さんだったんだ!
と思えるものや、今まさに建築中のもので
完成したら見に行ってみたいと思えるものもたくさんありました。
こういう建築物を人の手で建てられたということ、
建物だけでなくそこにある空間全体を計算して造られているという
その過程にも美しさを感じるので、それも想像しながら見ています。
設計図とかは、ち密すぎて素人には全く理解できませんでしたが。。(笑)
この新国立美術館自体がとても好きでたまに行きたくなります。
ここでやる展示は大きいものが多く、ミュシャとかダリとかの時に
すごく混んでいたので今回も心配していったけど
会期途中の時期だったからなのかあまり混んでなかったので
行くならギリギリよりも今のうちが狙い目だと思います!
12月18日(月)までらしいのでぜひ、お早めに!
MIHO MUSEUM
月曜日から昨日まで、お休みをいただいて実家に帰省しておりました。
わたしの地元は滋賀県で、あるのは知ってたけど行ったことが無くて
ずっと行きたかった美術館。
"MIHO MUSEUM"
場所は信楽(しがらき)という焼き物で有名な場所にあります。
信楽焼という名前は聞いたことあるのではないでしょうか?
信楽の駅からさらに山奥に行った桃谷という場所に
MIHO MUSEUMはあります。
ここは一年中やっているわけではなく、
春夏秋冬、各季節1~2か月ほど休館日があったりするので
毎度帰るタイミングが休館の時期にかぶって
今まで行けたことが無かったのです・・・!!
この美術館の設計はルーブル美術館のナポレオン広場にある
ガラスと金属でできたピラミッドの設計にも携わった、
建築家のイオ・ミン・ペイが設計した美術館です。
受付のある建物から徒歩約7分で美術館に向かうのですが
この間にある巨大なトンネルが圧巻なのです!
ここから入ります↓
中はこんな感じでなんだか近未来的な雰囲気。
トンネルというよりも建物の中のようでした。
ここを抜けると山に囲まれた橋が現れます。
橋側から見たトンネルも美しい。
そして橋の先に現れた美術館。
中に入るとその美しさに目を奪われました。。。
本当に山奥にぽつんとあるので見渡す限りのこの景色。
なんだか神秘的にさえ思えました。
廊下も。
至るところにイオ・ミン・ペイらしい幾何学的なデザインが施されていました。
今年のルイ・ヴィトンのコレクションが行われたことでも
有名になったこのMIHO MUSEUM。
その際の動画がYouTubeにあがっていました。
デザイナーがこの場所を気に入って実現したんだそう。
なんとも神秘的です。。。
なかなか行く機会がないかとは思いますが
京都からも車だったら30分ぐらいで行ける場所なので
機会があればぜひ行ってみてください!
New York ~ Art編 ~
- 2017.10.16 19:19
- art
今回の旅の目的のひとつでもあった、美術館巡り。
4つの美術館を周りました!
現代アートが多く展示されている"ホイットニー美術館"
内装がカッコイイ。
アレクサンダー・カルダーの企画展が開催されていました。
ミュージアムガイドがかわいかった。
各階でいろんな展示がざれていました。
展示方法も表現の仕方も様々で、アートの世界は奥が深く自由なんだなと思いました。
メトロポリタン美術館
川久保玲の展示が、私がニューヨークに着く前の日までだったというニアミス。。。
でも!
他にも見どころは盛りだくさんでした!!
メトロポリタンはなんといっても建物の大きさが半端ない!!
中央のエントランスから四方に部屋があって、さらにその部屋も奥に部屋があって
更にその奥にも部屋があって。。。。。
みたいな感じでまるで迷路でした。笑
行く前に調べていた情報でメトロポリタンは1日かかるというのを見ていて
そんなに~?と思っていたけど実際回ってみると
結構速足で気になったものは止まって見てって感じで、しかも
途中でもう自分たちがどこにいるのかもよくわからなくなって(笑)
それでも2時間ぐらいかかりました。。。
確かに、じっくり全て見て回ったらきっと1日ぐらいかかるんだろうな。
全世界の美術品が集められているんじゃないかってぐらいのボリュームでした!
(こんなのどうやって持ってきたんだろう。。。笑)
とにかく、規模がすごかった。
そして、UNIQLOフライデーナイトで入場無料の金曜夜に行った、Moma。
こちらは有名な作家の作品がぎゅっと詰まった感じでした!
クロード・モネの作品「睡蓮」
圧巻です。
それからゴッホ。
これを見てわたしが思い出したのはウディ・アレン監督作品の
「ミッドナイトインパリ」でした。笑
郵便局員の友達を描いたという作品。
色使いとタッチが柔らかくて美しいです。
フリーダ・カーロのポートレートもありました。
この絵の隣にはこんなものも。。笑
外国人用なのか位置が高くて近づくと映らなかったので遠めで。。。笑
MoMaではフランク・ロイド・ライトの企画展もやっていました。
以前、ブログでも書いたことがある池袋にある自由学園明日館の設計者です。
設計図からしてとても美しい。
絨毯のデザインもしていたそうで、こんな図面がありました。
すごく素敵です。
こんな絨毯ほしいぐらいです。
図面や模型など、盛りだくさんな企画展でした。
廊下にいた、なんだかかわいいカップル。
絵になります。。。
そして最後に行ったのは"ノイエギャラリー"
ここは写真撮影禁止だったので可愛かった外観を。
こちらは20世紀初頭のオーストラリアとドイツ芸術品が中心の美術館。
クリムトの作品が多く展示されていました。
ここに展示されているクリムトの作品は
日本円で約135億円もの値で取引されたものだそう。
館内もすごく素敵で、重厚感があって美術館というより邸宅っぽい雰囲気でした。
カフェも併設されており、ザッハトルテが絶品なんだそう。
とても賑わっていました。
他にも行きたいギャラリーはあったのですが
ファッションウィークのせい?なのか、
小さいギャラリーはほとんど閉まっているという謎の状態でした。笑
ギャラリーにの人なのか不明だったけどそこにいたおじさんになんで?って聞いても
「分からないけどこの辺全部閉まってるよ」とのこと。
再開も分からないとのこと、ゆるいなあと。。。笑
盛りだくさんすぎてまだまだ紹介したい写真はありますが
これ以上だとちょっと長くなりすぎてしまうのでここらへんで。
美術館は芸術品もですが建物が好きで日本でもたまに行くのですが
やっぱり規模が違ったのと、日本で企画展として海を渡ってくる作品たちを
一挙に見ることができたのが本当に贅沢だったなあと思います。
見応えのある美術館が多すぎて、もっと何度も
行きたい場所ばかりで名残惜しかったです。。。
BAUHAUS in Dessau
今年の夏休みの旅の目的のひとつ
ベルリンから列車で1時間半の場所にある1925-1932年まで置かれていた
バウハウスの校舎とマイスターハウスの見学です
クレーとカンディンスキーの宿泊していた部屋が公開されていて
クレーの部屋がため息出るような色使いだったので・・・
載せます
はぁ~
Saul Leiter
- 2017.06.30 12:12
- art
またまた写真の話です。
この写真の駅のポスターをきっかけに知った
写真家のソール・ライター
今月25日までBunkamuraで展示が行われていたので
終わる直前に見に行ってきました。
この写真を見た時この方のことを何も知らなかったので
後で調べて驚きました。
勝手に若い方なのかなと想像していたのですが実際は83歳。
撮られたのも1950年や1960年なのですが
写真がなんだか新しい感じに見えました。
展示は
ファッション、モノクロ、カラー、絵画、ヌードに分かれていました。
ファッションは仕事で撮影したものが多く
カラー写真はプライベートで撮ったようなものが多く
いろんな場所で撮っているのではなくて
その当時のソール・ライターの自宅周辺で撮られたものばかりでした。
同じ場所で撮っていてもその日によってその瞬間によって違う場所に見えたり、、、。
一瞬で切り取って映し出されたものが素敵で
一枚一枚立ち止まって見ていました。
閉館の一時間前に入ったのですが
その時間じゃ足らずに最後の方がゆっくり見れなかったので
それが少し心残りです、、、。
その心残りを晴らすべく帰りにこの展示の図録を買ったので
時間のある時にゆっくり見返したいです。