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「谷川俊太郎」展
- 2018.02.21 17:17
- art
東京オペラシティーで行われている「谷川俊太郎展」。
お客さんにすごくよかったと、勧めて頂き行って来ました
ただ詩を展示しているわけではなく、
谷川さんにまつわるいろいろな物・事・人と関連し「詩」が展示されていました
「日本語」という日本人が当たり前に使う言語の面白さを、
別の角度から、まるで自分が外国人になったような感覚で感じれました。
というのも、とても面白かった展示法で
谷川俊太郎さんのタイピングを記録していたPC画面が展示されていて
カタカタと言葉が画面に記された、と思ったら消えちゃって、また別の言葉・表現に代わって記される。
元にあった言葉が消え、別の言葉で表現される。という流れを目にすると
「あぁ、こっちだと確かに感じ方がちがうんだなぁ~」と谷川俊太郎さんに言葉の面白さを教えてもらえた気持ちに。
ずっと見入ってしまいました
こちらは天才バカボンの言葉での「詩」
黙って詠みながら、涙が出そうになりました。
あと1か月ほどやっているので是非この詩も見てきてほしいです!
休みの日の早めの時間にいくのがおススメです。
良い1日のスタートに。。。♡
R.ALAGAN 2018ss
OFFのお客様で友人の高橋れいみさんがデザインをしている『R.ALAGAN』というアクセサリーブランドのシーズンカタログのヘアメイクをさせて頂きました。
今回で4シーズン目ですがほんとうに素敵なブランドです。
毎回必ずテーマがあるのですが、今回は「THE SILENCE」-静寂-でした。
いつもれいみさんの頭の中のイメージを最初の打ち合わせのときに
書類にまとめてきてくれるのですが、
そのまとめ方がわかりやすく的確で、すでに美しいのです。
方向を迷うことなく同じイメージを共有できるというのは
素晴らしいことだと思います。
れいみさんのモダニズムやヴィンテージ、民族的な感覚が
とても好きです。
他の写真も「R.ALAGAN」のホームページでみれるので
よかったらご覧ください。
過去のカタログの写真も見れます。
茨城の海、千葉の森
- 2017.12.18 14:14
- art
先日、知り合いのカメラマンさんと一緒に
ちょっと遠出をして撮影に行って来ました。
朝一はお店の屋上で。
この日はあいにくの曇り空でしたが、それもまた良い雰囲気に。
そしてその後、千葉の森へ。
森といっても大きな山というわけではなく、
道路から少し入ると木が茂っているような場所でした。
天気は良くなかったけれど、森の中でもうっそうとした感じはなくて
静かで雰囲気のいい場所でした。
そこからさらに車で移動すること約1時間半。
最後は茨城の海辺に。
海なんですが、砂浜が丘の様になっていたり芝生になっている場所もあって
近くには風車もあってとてもロケーションのいい場所でした!
大きな風車。圧巻です。
海辺にはいろんな流れ着いたものが落ちていて、
なかにはこんなに大きな流木も。
いつからあるのか、もたれかかってもビクともしない。
色んな漂流物の色味が、可愛かったり。
東京に戻ってきたのはもう夜になっていましたが
とてもいい作品ができた、楽しい撮影でした。
来年も止まらず、たくさん撮影したいと思います!
作品撮り
photo/ kaneshita masanori
model/ abe junko
styling/ okamoto sanami
hairmake/ okamoto asumi
女優の 阿部純子さん
物語を自分の頭の中に組み立てているかのように動く。
撮られてる姿をずっと見ていたくなるほど魅了されました。
どんなことにも、真剣で真っすぐな瞳、飾らない内から溢れる人間らしさ
時間が経つごとにどんどん彼女に惹きつけられていきました。
たくさんの方と一つのものを創る。
同じ方向にむかって進んでいく過程と
それが出来上がった時の喜びは何ものにも代えられないもので
最高の1日をすごしました。
芸術の秋
- 2017.11.24 12:12
- art
とはよく言ったもので、
なんだか最近気持ちのいいお天気の日が多いからなのか、
すがすがしい気持ちで心が穏やかだからなのか(笑)、
本を読んだり、美術館に行ったりしようかなと思う日が多いです。
気になる展示が多いので、最近よく上野に行っています。
ちょっと前に行ったときはまだだったのにこの前行ったら
もう紅葉が始まっていて、すごくきれいでした。
今回は前から気になっていた東京国立博物館でやっている
特別展「運慶」を、観に行きました。
運慶って、昔教科書に出てきたよなあ。。。ぐらいしか知らなかったのですが
これがまた、すごく面白かったのです。
行ってみようと思ったきっかけは、東京藝大に通うお客様とその話になって、
学校の教授があんなに国宝級の仏像が揃うことなんてない
と言っていたと聞いて気になって行ってみました。
学校の歴史の授業で習ったときは、「へえ。」ぐらいにしか思ってませんでしたが
実際に見る仏像は今にも動き出しそうなぐらい写実性が高く美しい物ばかりでした。
特別展を開催していた東京国立博物館
日本最古の博物館だそうで、歴史を感じる建物でした。
建物見物に、また近々ゆっくり行きたくなりました。
最近は陽が落ちるのが早く、出た時にはもう外は真っ暗でした。
本当にこの日は気持ちいいほどの晴天で、星空と(星は写らなかった)
ライトアップされていた重要文化財に指定されている表慶館が綺麗でした。
ここは展示期間中のみ開館しているそうで、
今回は時間が無くていけなかったので次回行ってみたいです。