diary
えいが日記
- 2021.06.03 11:11
最近、ネットフリックスで観れるようになったウォンカーウァイの香港三部作。
『欲望の翼』『花様年華』『2046』
観よう観ようと思ってなかなか見れていなかったのでこの間一気に観ました!
それぞれ独立した物語なのですが、ところどころ他の映画の要素がちりばめられていてこの時系列順に観るとより面白いです。
三作に共通して登場する人物も多いのですがその中でもマギー・チェン演じるスー・リー・チャンの変貌ぶりが個人的に見どころです。
『欲望の翼』では化粧っけもない大人しい売り子。
『花様年華』ではチャイナドレス姿の美しい人妻。
『2046』ではトニー・レオン演じるチャウの記憶の中、永遠に忘れられない女性として象徴的に登場します。
◎欲望の翼(1990)
◎花様年華(2000)
◎2046(2004)
三作共に香港のじめっとした湿度の感じる中で繰り広げられる愛の話。
カメラワークや時系列が分断してバラバラになっていたり、中国らしさを感じる赤や青の鮮やかな色合いに心奪われました・・・
特に花様年華は一番お気に入りで、何度も繰り返し観てはこのチャイナドレスの時だからあの時か、、などとバラバラの時系列を整理してみたり考察するのも楽しいです。
マギー・チェンの美しさとトニー・レオンの渋いカッコよさが最高です!!
『2046』には若かりしキムタクも登場していて驚きました!笑
ぜひ間を空けずに観ることをおすすめします!
kurumi