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「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」
- 2014.11.28 13:13
- cinema
少し前のお休みの日、
泉さんと ふらっと立ち寄った移動販売のお店にて、、、
注文して トラックの中から品物を渡してくれた美人なお姉さん。。。
!!!!!
美しかったので見惚れていたのですが、
よく見ると なんと私の大阪時代の知り合いでした!
久しぶりにお話していると、友人はいま舞台やCMなどに出ているらしく、
近々、出演予定の舞台に誘ってもらいました
この時に誘って頂いた舞台、
「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」
泉さんと見にいきました。
これは蜷川幸雄さん率いる、平均年齢75歳の高齢者演劇集団
「さいたまゴールドシアター」の舞台。
2人の青年(孫)がチャリティーショーに手製爆弾を投げ込んだ罪で裁判にかけられる、、
彼らを助けるために老婆達がホウキ、爆弾、こうもりなどを武器に
押し掛け法廷を占拠。自分達の手で検事らを裁判にかけ、次々と死刑宣告をしていき、、、
というような内容なのですが、
始まりの始まり、の演出に圧倒され、すでに涙が滲んでいました。
蜷川幸雄さんが芸術監督就任後
第一に取り組んだ事業がゴールドシアターで、
「年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに、身体表現という方法によって新しい自分に出会う場を提供する」
というのがこの取り組みの動機だそうなのですが、
役者の方々だけでなく、観客側にも
年配の方々が演じることによって伝わってくるもの、考えることがたくさんありました。
内容はもちろんなのですが、それもあってか舞台が終わったころ2人ともたくさん泣いてました
終演後、役者の方々にお会いでき握手してもらったのですが、
皆さんふわっふわの手でとても温かく、素敵な笑顔だったのがわすれられません。
本当に素敵な舞台に出会えたと、
明日からおじいちゃんおばあちゃんに負けずに頑張ろうと幸せな気持ちで家まで帰りました。。。
なかなか無い感覚の劇団なので、皆さん是非 年配の方々の底知れぬパワーを体感してみてください!