Home > diary > book > 世界から猫が消えたなら
diary
世界から猫が消えたなら
- 2014.11.17 13:13
- book
読書の秋。
とはよく言いますが、その名前の通り
最近わたしは読書にハマっています。
最近読み終えた本
"世界から猫が消えたなら"
末期ガンで余命宣告を受けて絶望する主人公の不思議な
一週間を描いたお話です。
目の前に現れたのは自分と同じ姿だけど、
アロハシャツにサングラス、陽気な話し方という変わった悪魔。
そしてその悪魔に取引を持ちかけられて―――。
完全にジャケ買い&タイトル買いしましたが思った以上に良かったです。
短いお話ではありますが色々考えさせられるものでした。
映画もそうなんですが、小説も、すごく読めるときもあれば
全然話が頭に入ってこない時もあって、最近はまた読めるようになったので
映画も、本も、たくさん観て読むようにしています。
(多分読めない時は雑念が多いんだと思う。笑)
ちゃんと自分の頭で考えながら読み進めて行く文字や言葉は
普段考えてもなんとなく言葉にできない瞬間だったり気持だったりを代弁してくれて
「そうそう、こういうこと!」と気づかせてくれました。
あと思ったのは、古い本ほど感じますが日本語ってすごくきれいだなあ、と。
文章の書き方とか言葉の表現とか言い回しとか
しゃべり言葉は楽だけど、やっぱり綺麗な話し方をする人って素敵です。
綺麗な言葉を選べる大人になろうと思いました。