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すべて恋しき若者たち
- 2018.04.20 16:16
- cinema
渋谷bunkamuraル・シネマで開催中の『すべて恋しき若者たち』という
若者たちの愛の行方を描いている名作映画を集めた特集上映企画を観に行ってきました!
近日公開の『君の名で僕を呼んで』公開記念の企画だそうです。
こちらの映画もとても気になります。
私がその中から選んだのは『ヴァージン・スーサイズ』。
ソフィア・コッポラの作品が大好きなのですが、この映画に出会った頃には
もうDVD化されていたので映画館で観れるのが嬉しくてたまらなかったです、、
しかも35mmのフィルム上映ということで味のあるざらっとした質感で
それもまた世界観と相まってとても良かったです。
少女の大人への憧れや危うくて繊細なところを胸がきゅっとなるような
可愛いガーリーな世界に閉じ込めていて本当に大好きな映画。
そして何よりキルスティン・ダンストの破壊的な可愛さ・・・
他の映画のラインナップもいいものばかりだったのでぜひチェックしてみてください!!
私のDVDたち
- 2018.02.28 12:12
- cinema
泉の2月は映画月間ということで。
観た映画と観てない映画も全部この棚に。
ちょっと部屋の一角を載せるの恥ずかしい気もしますが、、。映画以外もありますが気になさらず!
好きな映画は繰り返し観てしまうので借りるより買った方がお得ということでどんどん増えてしまいます。
ので!買ったはいいものの見ていないのもあり、私のいつものパターンで
お店に流れていたけどちゃんと観ていなかったのをやっと観ると事ができました。
"ロスト・イン・トランスレーション"です。
海外の人から見た東京はこんな感じかと。
東京という大都市で、ネオンギラギラでちょっと汚く見えてしまうのはなんででしょう。
京都の映像が入ってちょっとほっとしてしまったり。
働くサラリーマン立派なのになあ、とか。ビルマーレイが背が意外と高いのがびっくり。
くすっと笑ってしまうところがかなり日本をいじってるなと。。(笑)
私のビルマーレイの印象が、ゴーストバスターズのピーターのひょうきんなイメージだったので
ウィスキーのCMで来日してるボブが、ビルマーレイ本人の役で来日しているとしか思えない映画でした。
スカーレット・ヨハンソンはただただ可愛かったです。
泉はネタバレ有りに惹かれるので、内容込みでおすすめしてください!
ヤングアダルトニューヨーク
- 2018.02.22 18:18
- cinema
アダムドライバーに魅了されている私。
この写真は藤本さんいわく、あんまりだそうで、、(笑)
初めて見たのはスターウォーズ7!
新しく加わったキャラクターで、変わった顔してるなーくらい。
内容からも、7だけを見終えてなんだこの人くらいな感じしか思ってなかったんですが
日本でも話題になった"沈黙"にも出ていたし、なにより"パターソン"でこの人かっこいい!!と見る目が変わりました。
出てる作品が見たいなーと、気になっていたのが"ヤングアダルトニューヨーク"
あらすじは、ブルックリンを舞台にしたラブコメディー。
自分たちがまだ若いと思っている40代、成功をつかもうと奮闘中の20代と、世代の違うカップル2組の出会いを映す。
アダムドライバーは若き映画監督。結果より過程を大事にし、デジタルな現代にステレオさを好む姿は
主人公でなくても、見てる人をどんどんと魅了するところ。
感想としては、見てもらってぜひお話ししたいくらいにずっしりとこの人近くにいたらやっかいかも、、という人が出てきます笑
いろんな感情がかき乱されて、ドラマ"カルテット"の吉岡里穂演じるアリスちゃんの本性を見た時の気分になりました。。
(見た人には伝わるはず!)
映画的には、ラブコメのくくりなので見やすいと思います。
アダムドライバーの出演作を立て続けに見ていて、"フランシス・ハ"もおすすめしてもらったので楽しみです!
髪は体の一部なのに伸びては切られ、ゴミと一緒に捨てられる。
- 2018.01.31 10:10
- cinema
先日観た、コーエン兄弟の映画『バーバー』で印象に残ったセリフ。
無口な理髪店の男エドの平凡な日常から、あるきっかけでどんどんと悪夢のような日々が始まってしまう・・・というお話。
このセリフは狂い始めた生活にエドが朦朧と淡々にいう言葉です。
私達も当たり前のように毎日切られる髪を集め捨てます。なんだか他人事ではない気がしました。
エドも当たり前のことに疑問を持ち変わってしまった日常に想いを馳せているのかなと私なりに思いました。
映画自体は2001年に公開されたものなのですが全編モノクロの映像で色のない分、
シンメトリーな配置の家具やワンカットづつの構図が際立って見える気がしてとても新鮮!
当時まだ15歳のスカーレット・ヨハンソンが出演しているのですが可愛いのとすでに色っぽくて驚きました。
静かにざわざわと胸を掻き立てられる映画。
お時間あるとき是非見てみて下さい!!
映画を観る
- 2018.01.17 17:17
- cinema
今年の小さな目標のひとつです。
たくさん映画を観る。
今年の年始は地元、滋賀県に帰っていました。
ここ最近のお正月は1日に映画館に行き(毎月1日は映画の日!)
おばあちゃんちに行き、母とお茶しに行ったりとダラダラ日々を過ごして
あとはひたすら家で映画を観て過ごしました。
これこそがお正月、太らないようにだけ気を付けて
これでもかってぐらいゆっくり過ごしました。。。
去年は観たいと思っている映画があってもタイミングを逃してしまったり、
あまりたくさんは観れなかったので
今回ゆっくり映画を観る時間がとれたのはよかったです。
新年早々は気持ちが暗くなりたくないのでなるべく
だらっと見ていられそうなものばかりを選んでました。
実家でAmazonプライムのファイヤースティックが導入されていて(笑)
邦画や洋画いろいろ観ていたのですが、その中で岩井俊二監督の
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
を、ものすご~~く久々に観ました。
高校生ぐらいの時に、花とアリスとかスワロウテイルとか、
岩井俊二監督の映画がすごく好きで観ていたころに観た記憶はあったのですが
大人になって改めてちゃんと見たらこんな内容だっけ、となる部分が多かったです。
まず、奥菜恵の美しさがすごい。
小学生の役なんですが、このとき14歳だったそう。
劇中のシーンで精いっぱい大人っぽい格好をして
「どう?16歳に見える?」と聞くときなんてもう、
それはもう言い表せない何とも言えない衝撃でした。
どこかミステリアスで大人っぽいなずな(奥菜恵)。
それに対してまだまだ子供っぽい男子たち。
男の子同士のやりとりも、女の子の少しませた感じも妙にリアルで。
けっこう淡々と進んでいくし終わりも衝撃のラストとかもないけど
何とも言えない、胸のあたりが暖かくなる感覚を久しぶりに感じる映画でした。
この時期の岩井俊二監督の作品は特に
少年少女にしか出せない無垢な世界観が美しいなと思います。
最近の作品より個人的にはこの時期の作品が好きです。
去年たくさんは観れなかった分、今年は気になる映画は
なるべく見逃さないようにしたいと思います。