diary
ある意味、究極の純愛映画
- 2015.05.21 17:17
OFF14周年で上映した「ポンヌフの恋人」
名作として語り継がれているこの映画、
実は最後までちゃんと観れたのは今回が初めて。
正直、見終わったときの感想はあれっ!終わり???とフランス映画でたまにある感じのラストでした。
絶対にバットエンドだと思ってたんだけどなあ。
なんとなーくしっくりこなくて調べてみて納得。
カラックス監督は当初バッドエンディングで考えていたけど、
実生活でも恋人だったヒロインのジュリエットビノシュと撮影中に破局を迎えてしまい、
ハッピーなエンディングを希望していたビノシュへの
最後のプレゼントということで変更したのだとか。。。
えーーーーそういう理由!!!男って単純!!!
他にもハッピーエンドにすることを条件で
新しい製作会社がお金を貸したという理由もあったらしいけど。
(相次ぐ事故やトラブルで、当初8億円を予定していた制作費が
フランス映画史上最大の32億5千万円まで膨れ上がり、製作会社が2度も倒産している)
見終わってすぐはあれっ???だったけど
まあよく考えたらそこも含めて究極の純愛映画だったのかなーなんて思いました。
だって、付き合ってた彼女のためにエンディングを変えちゃうって
振り回されすぎで笑っちゃうけど、なんか可愛いなとも思ってしまう。
映画って作る過程の秘話があったりしてそこがまたおもしろかったりする。
「ポンヌフの恋人」は呪われた映画と呼ばれたくらい他にもエピソードがたくさんあっておもしろい。
すべて書くにはあまりにも長くなってしまうので気になる方は
「ポンヌフの恋人」のNAVERまとめをみつけたのでそちらをどうぞ。(あるんだねー)
見終わって全員一致で盛り上がったのはミシェル役のジュリエットビノシュがとにかく
可愛くてあれはやばいねという話でまとまりました。