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Sound & Recording 2月号
少し前ですがSound&Recording 2月号の石野卓球さんの表紙と中ページの撮影のヘアを担当させていただきました。
僕は10年程前から髪を切らせてもらっています。
90年代中頃からテクノが好きになったきっかけの方なので、はじめて来た時は正直ビビりました・・・笑
今年で50歳、クリエイター人生35年という特集の中で担当させて頂きとても光栄です。
↓は昨年年末の祝50歳の地獄温泉♨
普段お店で話していても感じることもありますが、こうしてフロアを見渡していると老若男女を虜にする魅力ってものをしみじみ感じました。
ハンバートハンバート
- 2018.01.31 18:18
- music
あれは去年のクリスマスの頃、下北沢のCCCというカフェの店内で流れていた曲を
話し声もなかなかの中、携帯をスピーカーに近づけ、音楽認識アプリを使って曲名と歌手名を知りました。
昔は曲名も歌手も分からない街中で流れている音楽なんて、伝えるのは自分の鼻歌なので大概知れずにいたのに
携帯近づければ勝手に"これですか?"とは、便利な世の中になったものです。
ハンバートハンバートさん。
最近はこういう柔らかく歌う人の曲に惹かれる傾向が。
学生時代にはきびきびヒップホップを踊っていた私からすると意外となんでも好きだなと自分を知れる気がします。
アルバムを買ったら聞いたことある曲もありましたが、それとは別の、
流れている時から聞いたことある気がするけどなんでだろう、と思っていたら
電気グルーヴのカバーの曲が入ってました。
それは聞いたことあるはずだと。営業外で酒井さんが流してたな~とひとり納得。
なんか気になる人を見つけると、検索をかけて合ってるのか合ってないのかも分からないWikipediaを見る癖があります。
今回もWikipediaに走り、そこでまた経歴やらで、CMの"アセロラ体操のうた"もうたってたのか、、!と
自分の記憶に繋がると嬉しくなってしまうんです。
ドイツといえばテクノ、テクノといえばドイツ
さて今年はどこに旅に出よう??
新年を迎えたばかりですが頭の中をよぎります。
昨年はベルリンに行きました。
その時の記事はバウハウスのマイスターハウスのことをチラッとしか載せてませんでした。
もう一つの旅の目的は音楽です。
半年ほど過ぎてしまいましたが、お付き合いください。
ドイツといえばテクノです。テクノといえばドイツです。
90年代後半に差し掛かる頃、僕の頭の中はテクノでした・・・(笑)
と言っても過言ではなく給料の半分近くをテクノのレコードに注ぎ込む時期もあったほどです。
若かったので、金土だろうがクラブにも遊びに行き、自身もDJをやるなどしてどっちが本業だ?と一見感じですが、DJでの稼ぎは全くなかったので・・・やはり美容師ですね・・・笑
その当時に仲良くなった人たちは今でもたくさんお客さんとして来てくれているし、さらに広がったりして好きなことで出会った人たちとこうして繋がりがあることはとても幸せなことです。
話は戻りますと、ベルリンでの目的はクラブとレコード屋に行くこと
普段そんなに一生懸命調べないのですが、やはりこういうことになると違ってしまいます・・・
行きたいレコ屋、クラブは早い段階からリサーチして心躍らせていました。
ひとつめのレコ屋はOYE Records
ここはダンスミュージック全般を扱っていてディスコ、リエディットもの、ハウス、テクノを主に掘ってたんですが、時間がいくらあっても足らなかったです・・・
そして2件目はテクノといえばここHARD WAX
エレクトロミュージック全般なのでハウス、ダブ、ベースミュージックもあります。
ロケーションだけでもテンションが上がります。
どこにあるんだ??ここかな??こんなところに??というロケーションはOFFにも通ずるところもありワクワクして好きです。(昔のOFFを知ってる方は体現されてると思いますが)
入り口には土曜の目的のパーティーのポスターが!
テンションあがるメンツです。
本当はもう1件SPACE HALLにも行きたかったのですがね・・・うまいこと組み込めず・・・断念。
昼はレコ屋そして夜はクラブです。
金曜の夜、夜中24:30頃アパートを出て夜中でも動いている地下鉄でTRESORへ
到着1:00
この行列・・・しもうた・・・やってもうた・・・
42歳のおっさん一人で並ぶ・・・
でも思ってたより早く30分程で入れました。
ここは東西の壁が崩壊し91年に廃墟にできたクラブでユースカルチャーの世界的ムーブメントとしてテクノが爆発的な広がりを見せる中心となったクラブです。
Globusという緩めなハウシーな曲が中心の天井高くて洒落たフロアと店名のTresorというハードテクノが流れ、暗くて天井低くて湿っぽいフロアと2つに分かれています。
GlobusでアルゼンチンのアーティストAlejandro MossoがLiveがあったのが目的でした。
結構広いのであれだけ並んでても程よい混み具合
Live後にTresorに移動
この時間にはちょうど日本人アーティストTakaaki Itohさん
先ほど言ったようにコンクリでできた天井低くて、暗くて湿っぽいフロアにハードミニマル!
これぞテクノ、ベルリンと90年代にタイムスリップした感覚
真っ暗にスモーク、フラッシュライトのみで人ぎゅうぎゅう
最近では日本では見れない光景。
最高です。やはりいいです。
日にち変わって土曜日の夜
この日は2件はしご
1件目は夏季にやってるボートハウスのClub der Visionaere
日本ではなかなか難しいロケーション。音駄々洩れ・・・最高です。
この日はRay Okpara, Nekes, Fabe, Monika Rossと緩めのテックハウス、ミニマルハウスが流れずっと居れる心地の良さ。
席もたくさんあり、2階には窯焼きピザ職人がいて安く食べれます。
川沿いの雰囲気がどこも素敵です。
そして、さきほどのポスターのパーティーへ移動
Visionaereからほど近いこちらも川沿いWatergate
こちらも上下と2フロアに分かれていてさらに川沿いのテラスもあり。
Sebo K , Cassy , DJ Honesty , Cab Driversと豪華メンツ、音響設備も良く体の揺れが止まらず・・・
延々とダラダラと踊り続け・・・朝を迎え。
朝焼けが綺麗で最高です。ほとんど最高しか言ってませんが・・・笑
帰りはバスと電車を乗り継ぎ帰路へ
彼の肩に寄り添う彼女たち。良い光景です。
満足に満ちているので何を見ても良い光景・・・。
金土と朝まで遊んで翌日も休み!!僕にとってはこれが1番の幸せかもしれません・・・美容師は土日は絶対仕事なので。
仕事があるからちゃんと節制しながら遊ぶ。まあ、僕の性格にはちょうどいいんだと思います。
無理も効きにくいお歳頃になってきておりますが現場感は大事なのを再認識したので、体と相談しながら遊びます・・・笑
BGM20180117 / MONO
- 2018.01.17 16:16
- music
いつもカットのたびにCDを持ってきてくれるお客さんがいます。
それがいつもいい。
年末にもらったのはこれ!
Brandi Ifgray 「STARGAZER」
JR東海にまんまと・・・
1989年、中2の頃ですね。
このJR東海のCMを見て・・・
バンダナ、ムートンジャケット、ブルージーンズ、ワークブーツ、バッグを肩にひっかけて。
「かっこいい、こうなりたい!」と無謀な夢を見た酒井少年・・・
顔の作りが真逆なことも恐れず、限られた小遣いと情報の中、これらのアイテムを隣町に探し求めに行きました・・・
当時はもちろん今でも、いやこれからもバンダナは似合わないわな・・・笑
記憶ではおそらくファッションに対して、強い憧れを持った最初だと思います。
憧れは強い方がいい、目指すなら高い方がいい
想いが強ければ強いほど考えますからね、どうやって近づくか試行錯誤して工夫して
なるならないも重要ですが、この過程が大事なことです。
しかしスタイリングもさることながら牧瀬里穂が可愛すぎます。