diaryArchive "cinema"
えいが日記
- 2023.02.24 11:11
- cinema
去年はあまり映画を観れていなかったので
今年はたくさん観てfilmarks(観た映画を記録できるアプリ)の
登録本数めざせ!1000本!を掲げている卯都木です。
そんな私が最近これは絶対に映画館で観たい!と思ったのは
2週間限定で上映していた『タイタニック』。
ジェームズ・キャメロン25周年記念として3Dリマスター版で上映し、
公開僅か3日間で7万2千人以上を動員したそうでその人気ぶりが窺えます。
チケットもなかなか買えず少し郊外の映画館へ行ったのですが
着くと久しぶりに見た長蛇の列、なかなかポップコーンの買えない売店!
こんなの久し振りでそこから嬉しい気持ちになりわくわくしていました。
かなり大きなスクリーンの映画館でしたが席は満席、
周りを見ると学校帰りなのか制服を着た高校生もいたりと幅広い世代が来ていました。
元々涙腺が弱いのですが年々ひどくなっているようで開始早々の
おばあちゃんになったローズが沈んだタイタニック号をモニターで見てるシーンで涙。
結果大号泣でした・・・が
あの船首でローズをジャックが後ろから支えて両手を広げる名シーンで事件が起こりました。
はあ~素敵だな~と観ていると横から香ばしい香り・・・
(隣の人が煎餅食べてる・・・!!)
折角のロマンチックなシーンが私の中で香ばしいお煎餅シーンになってしまったのは
言うまでもありません。
香りは記憶と結びつくと言いますからこれから先このシーンを観る度に
香ばしい気持ちになってしまうのでしょう。・・・悲しい。
気を取り直して、
ロマンチックなシーンも沈みゆくタイタニック号の心底震える描写も
大画面のスクリーンで観るべき映画だなと感じましたし、
サブスクで気軽に家で観ることの出来る時代に映画館へ足を運んでお金を払い
映画を体験しに行くことの意味を考えさせられました。
退場までの間、感想を言い合っている声に
うん、うん、わかるよ~涙 と思いながら
ホクホクした気持ちで帰宅しました。
映画の特別感を改めて感じさせてくれた『タイタニック』。
また映画館で上映される日が来たら必ず行こうと心に誓った休日でした。
お煎餅のことは頑張って忘れます。
kurumi
猫は逃げた
- 2022.06.23 09: 9
- cinema
観てきました。
主演のナイルちゃんが撮影で
よくお会いするのと
好きな今泉力哉さんのコラボだなんで、
もう観るしかない。の映画。
スクリーンの先に知ってる人が
演じてる様子はすこし不思議な感覚でした。
映画はゆるりとしつつ、
現実突きつけられるような浅いようで深い物語でした。
今泉監督の映画は何本も観ていますが、
素朴でありながら、メッセージが強く
不幸や、どうしようもない人を
どうしようもない、で終わらせない感じが好きです。
例えば、映画を見て
この女の人どうしようもないな、、
という主人公とかも
見終わるとそういう感想では終わらない
そんな感覚です。
ナイルちゃんには後日、撮影でお会いできて
映画の話を色々聞けてとても面白かったです。
彼女は会う度に、新しい事に挑戦していて、
"これからはもっとこういう事していきたい"
という話が聞けるとてもパワーある女性です。
そして明るく、破天荒でありながら
仕事ものすごくちゃんとするタイプ。
こういう子と同じ時間過ごせる事は嬉しい事です。
恐らく配信予定なので是非チェックしてくださいね◎
えいが日記
- 2021.10.04 11:11
- cinema
最近、よくお客さんからお勧めされる『ドライブ・マイ・カー』。
まだ観れてないのですが、少し前に観た同じ村上春樹原作の映画を思いだしたので紹介したいと思います!
◎トニー滝谷(2004)
トニー滝谷(本名という設定)の今までの孤独な生きざまがナレーションされていき
その孤独な世界に現れた宮沢りえ演じる美しい女性の出現によっての変化、生活が描かれている映画です。
西島秀俊さんの淡々としたナレーションや坂本龍一の音楽、淡い色彩で生活感のない整えられた家のせいか映像なのですが小説の世界観、言葉を強く感じました。
若い頃の宮沢りえが本当に美しくて買い物中毒な彼女がたくさんの洋服を着こなしているのも見どころです。
終始不思議な雰囲気の流れる映画ですが村上春樹がお好きの方におすすめです!!
kurumi
ドライブマイカー
- 2021.09.26 23:23
- cinema
観てきました。
お客様がみんな絶賛していて、
気になり観に行きました。
村上春樹さんの作品は少し表現が難しく
本も映画も個人的には苦手な印象だったのですが、
ドライブマイカーは、3時間吸い込まれるように観入りました。
表現はやっぱり村上春樹らしい言い回しだったり言葉だったりで
難しさもあったのですが
見終わるともやっとした感じも無く、
すっきりした映画でした。
三浦透子さんが印象強く、素敵。
お客様の中にはすでに2回観に行ったという方も
いたのですが、もう一度観るとまた印象が違うような気がします。
3時間という長さが耐えられる方は是非◎
えいが日記
- 2021.08.19 15:15
- cinema
みなさん、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はご覧になりましたか?
アマゾンプライムでも観れるようになり、家で気軽に鑑賞できていい時代だなあとしみじみ思います。
今年プロジェクターを買っておいて本当に良かったと思った瞬間でした。笑
エヴァは自粛期間に初めてみて、沼のごとくハマりにハマったので歴は浅いですが
脳がパンクするんじゃないかと思うほどの難解な設定と物語、斬新なアングルに衝撃をうけたアニメ。
そこから庵野さんの他の作品も観始めて、先日1998年公開の『ラブ&ポップ』を観ました。
物語としては女子高生の主人公がショーウィンドウに飾られていた
12万円もするトパーズの指輪に心奪われて何とか資金を稼ぐために援助交際をして
自分を擦り減らしていく、、といったところです。
内容としては重いのですが90年代の東京の雰囲気、ビデオカメラで撮っているドキュメンタリー的な生々しさと
中和するようなクラシック音楽そしてとにかくよくこんなアングル思いつくな~の連続で狂気を感じるほど(笑)
飽きの来ない映画でした。
まだ駆け出しの仲間由紀恵さんが出ているのも見どころです!(とんでもなく可愛い)
エヴァンゲリオンを彷彿とさせる構図のシーンも多いのでお好きな方には面白い映画だと思います!
よかったら観てみてください!!
kurumi