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拡大するシュルレアリスム
- 2026.06.28 22:22
- art
こんにちは!りんとです。
先日、「拡大するシュルレアリスム」を観に東京オペラシティ アートギャラリーに行ってきました。

シュルレアリスムの流れをちゃんと追える展示で、歴史的な背景も一緒に見られたのがすごく良かったです。
もともとシュルレアリスムは好きで、特にダリやマグリットの作品はよく見ていました。
現実っぽいのにどこか現実じゃない感じとか、夢みたいなのに妙にリアルな感じとか、その気持ち悪さがずっと好きです。


今回の展示で特に面白かったのは、美術だけじゃなくてファッションや広告にも広がっているところでした。
VOGUEやハーパーズ・バザーの表紙にシュルレアリスム的な表現が使われていたり、ダリの作品がそのままビジュアルとして使われていたりして、アートの中のものがそのまま日常のイメージになっている感じが新鮮でした。
エルザ・スキャパレリのドレスも印象的で、マッチ棒とか雲みたいな日常のモチーフをそのまま服に落とし込んでいて、高級なものの中に身近なものを混ぜることで、価値の感覚をひっくり返してるようです。

今では「意外な組み合わせ」みたいな表現は普通にあるけど、当時はそういう発想自体がかなり新しかったんだろうなと思います。視線も一気に引くし、広告的な強さもあったんだろうと思います。
シュルレアリスムには「デペイズマン」っていう考え方があって、本来あるべき場所から物をずらして、意味や違和感を作る表現です。
そういう発想が作品の中だけじゃなくて、ファッションや広告にも広がっていったのがすごく面白かったです。
見ていると、ちゃんと意味が分からないまま並んでる感じが続いて、少し不安になるような感覚もあって、そこもシュルレアリスムの醍醐味だと思います。
全体を通して、アートがアートの中だけじゃなくて、広告とかファッションとか、日常のビジュアルの中に自然に溶け込んでいるのが印象的でした。
