Home > diary > travel > 長崎/久賀島
diary
長崎/久賀島
- 2014.09.24 12:12
- travel
今回の旅で一番行きたかった教会が久賀島にあるということで
朝早い時間のフェリーで行ってきました。
乗ったのは「フェリーひさか」というショッキングピンクのフェリー。
以前はもっと淡いピンクだったそうでその時の写真を見てみたらそっちの方が
断然かわいい。。。でもこれはこれでかわいいけど。
島が見えてきました。見るからに何も無くて穏やかな島。
フェリーに乗った人たちも観光目的の人は私たちくらいで(多分)
他の人達はお仕事でよく乗り馴れている雰囲気。
写真を撮りまくっていたのももちろんわたしたちだけ。
まず最初に向かったのは港からも歩いて行ける「浜浦教会」
今回、教会を見て回るのが旅の一番の目的でこの教会がスタートでした。
遠くから見てもすごい存在感です。
青空にそびえ立つ屋根と十字架。
中は光の射し方と影のシルエットが素晴らしいです。
この後、タクシーに乗って次の教会へ向かおうとしたところ
なんとタクシーが島に一台しかないらしく既に予約が入ってしまっているという残念な知らせが。
でも、タクシーの運転手さんがとても親切な方で
役所でふたり乗りの電気自動車を借りれるか聞いてくれるというので
お願いすることに。。。
じゃーん!!!
めちゃくちゃ小さいです!一応ふたり乗りですが後ろの席はやっと入れるくらいの狭さ(笑)
乗り心地も決して良くはないものの、最後には後ろの席で爆睡していたくらいなので
ちょっと気に入っちゃったかも。最後にアンケートを書くという条件で無料でお借りできたので
幾らだったら買ってもいいですか?の問いに20万円と書いたらなんと実際80万くらいすると聞いて
ちょっと申し訳ない気持ちに。。。(けっこうしますね。。。)
ハイテクカーで向かった先は
国の重要文化財に指定されている「旧五輪教会」
外観は和風、内部はゴシック様式という明治初期の教会堂建築史を物語る貴重な教会だそうで
確かに全くの和風建築の教会は唯一ここでしか見なかった。
もう、圧巻です。本当に単純な感想で申し訳ないのですが
昔の人ってなんでこんなにセンスがいいのだろう???
かなりの数の教会を見たのですが、やっぱり年代が古い教会が断然かわいいのです。
窓枠とか装飾とか色の合わせ方とか、すべてに感動でした。
現代の建物がどんどんシンプルになっていくのはなぜなのか不思議です。
「旧五輪教会」は目の前が海でした。
海っていうより川のような透明度。
冬はヤブツバキという椿の花が島中に咲き乱れるらしいです。
見てみたいなー。
この島に行ったことのあるお客様にここへ行く話をしたら
懐かしくて涙が出そうって言ってたけどなんかわかるなーその気持ち。
わたしも来年の今頃、もう一度この写真をみたら
この誰もいない感じ、懐かしくて泣きたくなるんだろうな。