diary
ニューカラー
- 2012.11.14 20:20
- art
カメラがすごく好きだった父親の遺伝子なのか
写真を撮るのも見るのもすごくすきです。
そして生まれた年代に影響しているのか
写真もファッションも70年代のものを見ていると
じわーっと気持ちが高揚していき、
やっぱりこの年代はすきだなーと実感するのです。
昨日、そんなわたしにドンピシャにはまる写真集を
見つけて、値段も見ずに即買いしてしまいました。
この2冊です。
ニューカラーと呼ばれるのは70年代にアメリカで流行った
写真の新しいアートの表現。
それまでの写真アートの世界ではモノクロ写真ばかりだったのが
カラー写真を表現の手段として用いるようになり
感情を抜いたストレートな視線で撮影しているのが特徴的。
その代表的なフォトグラファーがウィリアム・エグルストン。
色味を強調することなく、
現実をストレートに描写した
ドキュメンタリーな雰囲気の写真。
このふつうの景色を客観的に引いて撮った写真がすきです。
見ているとなぜか懐かしい気持ちになります。
人物の写真も当時のファッションやヘアなどがみれるので
参考になります。
この写真集ではウィリアム・エグルストン以外にも
当時カラーを用いた写真家の写真がたくさん載っています。
サロンにおいてあるので
興味のあるかたは手にとってみてくださいね。