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KOUSEI WERKSTATT

  • Posted by: sakai
  • 2012.12.20 00: 0
  • interior

移転してからのインテリアでたいへんお世話になっている
KOUSEI WERKSTATT

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この鏡は大正時代に床屋で使用されていたもの
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ガラスケースや照明も買わせていただきました。

明治、大正時代から昭和の物が並ぶ店内は和物だけとは思えないような

モダンさがあって惚れ惚れする品ばかりです。

昨日もこんな展示会を開いていたので行ってきました。
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[ Men's Kousei 開催!! ]

クリスマス前の2週間、Kouseiに男の古道具が並びます。
時計にナイフにロックグラス、男にまつわるエトセトラ!
心くすぐる小物たち。
店主が敬愛するブランドアイテムも、同時に勢揃い致します。

■白山眼鏡店より、新作を含む白山の歴史に残る歴代フレーム達
■coeurより今冬最後のソフト帽
■石田珈琲店「男」をテーマにした特別ブレンド豆「for STANLEY」
■DIGAWEL「スタンダードシャツ」
■kataoka はじめての「メンズリング」kouseiとの協案にて登場
■gallery takamine 珠玉の骨董

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もうひとつの目的はお客さんが新しく立ち上げたブランド「WIRROW」
店内に並ぶということ
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糸から縫いから徹底的にこだわった生地は着心地はもちろん耐久性もあって

重宝しそうな品々。2着買わせていただきました。

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僕自身も2本愛用している白山眼鏡たち

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このお皿は今回の企画の物ではありませんが、昭和後期に輸出してたものだそうです

この時代あたりから日本製は品質は良いが高いので徐々に中国製が増えていき

生産するところも無くなっていったそうです。

悲しい話で終わりそうなので、もうひと話。

来年からKOUSEI さんに入る木工職人がまたまたOFFのお客さんなんです。

なんだろう??この繋がり・・・東京の狭さは、いや日本の狭さか。

そういえば、今月頭まで2カ月ほど滞在してたcharritaのメキシコ人エリアスも

言ってたな。「メキシコシティ、オオキイネ。デモ、トウキョウ、チッチャイネ」って

このcharrita話でも「狭いよねー」があるんで、そのお話は近々。

愛する部屋ができるまで


移転して約1ヵ月が経ち、まだ暖かかった頃なので今の寒さを思うと

いつのことだったっけ??って思う

道玄坂で11年の月日を過ごし、まわりは猥雑な場所だったけど(笑)あの部屋を愛していた。

新店舗に移転するにあたって、気持ちの整理はどうつくのか自分でも良く分からなかったけど

準備が始まってしまうと当然のように、忙しすぎて思い出に浸れるような余裕なんかなかった。

大部分で新店舗の方が上回っているから、まあ、良いのだけど・・・

「ありがとう」と旧店舗に別れを告げた。
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上の部屋の写真は撮ったけど、下の階のは忘れたし・・・
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似たようなスペースがあるため、関係性を試し中の写真

解体前から解体後、そして完成に近づく過程は日に日に様変わりし
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壁等のクロス剥がしからパテ処理、塗装は、ほぼセルフ

3度塗りが基本なので、朝から晩まで5日間以上かけ黙々と塗装作業

愛するものには手間と時間はかかるもの

OFFのイメージは部屋

こんな部屋に住みたいと思うような空間

完成はいつまでもなく

居心地の良い部屋を少しづつ時間をかけて作っていきたいとな思います。

もっと愛してしまいそうです(笑)
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