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茶の湯の心

  • Posted by: utsugi
  • 2022.02.04 17:17

 
以前ブログでも少し触れましたが、
最近茶道教室に通っている卯都木です。
 
 
友人の奥さんが茶道の先生だったことがきっかけで始めたのですが
今まで知らなかった知識や作法に刺激をもらっています。
 
 
それまでなんとなく言葉として知っていた『詫び寂び』という言葉。
調べると、
"詫びとは、飾りやおごりのない、ひっそりとした枯れた味わいのこと。寂びは古びて趣のあること。"とでてきます。
 
意味はわかってもあまり経験することはなかったような気がします。
 
茶室は本当にシンプルで掛け軸、生け花、釜があるくらい。
それを鑑賞するのもありますが、茶碗はもちろん、
抹茶を入れる棗(なつめ)という入れ物、その抹茶を掬うときに使う茶杓(ちゃしゃく)という竹でできた道具もじっくり鑑賞する時間があります。
 
もちろん音楽が流れているわけもなく最初は慣れませんでしたが
耳や目からの情報が少ない分、簡素なものの中にある美しさに敏感になる気がしました。
普段の生活の中だと見落としてしまっている繊細な感覚にハッとさせらることも多く、とても勉強になっています。
 
 
節分の日のお稽古で出たお饅頭。
 
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お福さんです。とてもかわいい。
お菓子を出していただくまで節分の事を忘れていたので
昔ながらの行事を大切にするきっかけにもなりました!
 
知らない事を学び、身につけていくのはとても楽しく
自分の世界が少し広くなる気がします。
まだまだ知らない世界がたくさんあるので少しづつ広げていけたらと思います!
 
 
kurumi