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London 写真とすこしだけ文
アブダビ空港にて。乗り継ぎ4時間待ち。
すごくたっぷりサイズのラテ。
装飾がかっこいい。空港じゃないみたい。
ずっと上ばっかり見てた。
友達のお家のロコちゃん。だっこしたらすっごく気持ちよかった。
素敵すぎる友達のお家。窓の外は大きな公園。
取材に行ったアリスちゃんのお家。
アーティスティックな壁。
奥に見える金髪の少女がアリスちゃん。
とってもおしゃれな女の子。
彼女のブログも見れます。
cool&beauty
カフェか何かですか?
夢のようなお部屋。
ここも。
見えたらダメなとこがない。
左がアリスちゃん、右がたぶんお姉ちゃん。
天使みたい。
次につづく。。。
2009.6. 21 sakai キナバル山
何度もブログなどでお伝えしてきた初一人海外旅行/登山
6/10.11とボルネオ島にある東南アジア最高峰のキナバル山に登ってきました。
ボルネオ島はマレー半島の東に位置し
マレーシアとブルネイとインドネシアからなる島で
世界で三番目に大きな島です。
ちなみに一番はグリーンランド、二番目はパプアニューギニアです。
その島の北部にあるマレーシアのサバ州の中のさらに北にキナバル山はあります。
2000年に世界遺産に登録され、日本からの登山者も多いみたいです。
まだ時期も夏休み前ということもあって4人か5人かの中年層の飛騨山岳会
というパーティーだけ日本人がいました。
ウンチク続きますが・・・キナバル山の由来は、いくつかあるようですが、
ホテルから登山口まで送迎してくれたジェシーの話からとると、
昔、頂上に眩しいばかりに光る玉があり、その玉は大きな竜によって
守られていた。いわゆるドラゴンボールですね!
その玉に目のくらんだ中国人たちがその周辺に住むドゥスン族の女性と
結婚しその玉を手に入れる機を狙っていた。
何人もの中国人たちは登っていったが誰ひとり帰って来た者はいなかった。
「キナ」とは支那のこと(中国のこと)、「バル」は未亡人の意味だそうです。
では、そろそろ写真などの本題にと行きたいとこですが・・・
もう少しお待ちを・・
そもそもなんでキナバル山に登ろうと思ったのか?
っていうかなんで山に登るのか?
海外登山をしてみたいという願望はちょっとあって
キナバル山は4000メートルという高度があって、アクセスも良く
さらに安価なところが最大の魅力
今年のあたまに山と渓谷の特集を読んでて
「ああ、呼んでる・・・」、ウソウソ・・危ない危ない・・
「4000メートルには魔物が棲んでいる、日本にその魔物はいない」
注(絶対に高山病の症状が現れる高度という意味)
なんてフレーズに魅かれて決意
では、後者の本質的ななぜ?は
まあ、ひとり旅だからいろいろ考える時間だけはあって、
でも完全なる答えが出た訳ではないんだけど、
ひとつめは日ごろからすぐに答えられる一番単純な答え
チャレンジ精神、達成感
まあ歳にそう関係なく自分のペースで登ることができ、
さらに頂を踏むという目標がある。
歳を取るごとになくなりがちな達成感を味わうことができる。
次に山は昔から神が棲む霊山として祭られその信仰の対象とされていた。
もちろんキナバル山も例外ではない
なんの宗教にも属してはいないんだけど、まあパワースポットのような感覚
なのか?はたまたなんらかの信仰心の表れか?
調べてみると山岳信仰とは、山を神聖視し崇拝の対象とする信仰。
自然崇拝の一種で、狩猟民族などの山岳と関係の深い民族が山岳地と
それに付帯する自然環境に対して抱く畏敬の念、雄大さや厳しい自然環境に
圧倒され恐れ敬う感情などから発展した宗教形態であると思われる。
山岳地に霊的な力があると信じ、自らの生活を律するために山の持つ
圧倒感を利用する形態が見出される。
(絵 わたなべもとじ)
んん・・難しい話になってきてるな・・・
まあでも、いわゆる修行のような感覚かなと思う
実際、辛いことしたいって今年のあたまに思ったわけだし・・
そして3つめは、先日ちょうどお客さんとも話したんだけど、
普段の生活でのS気質を封じ込めるためのM的行為!!
もちろん両方持ってるはずなんだけど、Sの方がかなり前面に溢れてるような??
登山中は良くこれを思う「なんてM的行為なんだろう」と
でも待てよ?果敢に頂上を狙う!S的行為なのか?と今ふと思う。
バランスを保つということかな・・
こんなとこが今現在考えられる登山をするということへの答えたち。
話も長くなりすぎました・・・
では、キナバル登山の行程と写真を紹介します。
7:00 ホテル出発
サバ州の州都コタキナバルのホテルに滞在してたんですが、車で約2時間と
渋谷から富士山へ行くのとそう変わらない距離
9:00過ぎ キナバル公園事務所の受付に到着
世界遺産だけあって欧米人もたくさん
ここで受付をしてガイドをつける
キナバル山はガイドをつけないと登れません
9:30 登山開始
ガイドは30歳のマレーシア人パトリック
日本語は「だいじょぶ?」と「暑い?」「寒い?」くらいしか話せません
あとは英語・・
まあ登山に会話はあまり要らないので・・
10:30
途中,ちょこちょことシェルターと呼ばれる小さな休憩所があり
ホテルで朝食を摂ったっきりだったので登山口で渡された弁当を食べることに
サンドイッチとゆで卵2個とチキン
あんま食いたくねえって感じだった
サンドイッチだけ半分食べる
12:00過ぎ 標高3300メートル ラバンラタ小屋到着
予定より2時間近く早めの到着
ひとりというせいもありガンガン登っていった
ちょっとペースが速くて高山病が気になるとこだが・・・
そして今回泊まるのはここ
グンティンラガダン小屋
さっきのラバンラタより50メートル上
この標高で50メートルの行き来は結構辛い
部屋は二段ベッドが二つだけ
ここに19歳のイングランド人ケイティと中国系の夫婦と相部屋
夕食は17:00からなのでのんびり
テラスがあったので
本読んだり、寝たり、ぼーっとしたり
18:00 やや遅れて夕食
やっぱり・・高山病でちょっと頭痛がする・・
19:00 頭痛が抜けないので早めの就寝
2:00 珍しく目覚ましの5分前に起床
向いで寝てるケイティを起こす
俺が人を起こすなんて・・・
頭痛も直り完全復活
ラバンラタまで行き朝食を食べる
3:00 真っ暗の中ヘッドランプ付けて出発
上に行くにしたがい、かなり寒い
手袋しててもかじかむ
一歩一歩なるべく休まず進む
ひとりだとストイックになりがちのようだ
3500メートルからは森林限界点になるため岩場のみ
富士山よりいいところは最後の頂上までの道が開けているところ
パトリックと一服
なんかようやくちょっとホッとして
パトリックといろいろ会話ができた
なんと!彼は週二回登ってるらしい・・すげえ・・・
ふと、朝焼けの反対の方向をみると
「おお!!神よ!!」ってウソ・・・
ほんとかもしれないけど神々しい光が・・・
8:00 そしてまたラバンラタに到着
軽食を摂る
アジア圏だけに食は結構あってたみたい
8:30 下山開始
またもストイックに一気に下りる
途中パトリックに
「迎えの車が間に合わないから、もっとペース落とせ」
って言われる・・・
でも一気に下っちゃった方が楽なんだよな・・
と思いつつも従う・・
11:30 登山口到着
公園事務所で登山証明書をもらい、そのあと昼食
チキンを食べて少しでも筋肉に・・
帰りの車では横になってちょっと眠る
14:30 ホテル着
部屋に戻りようやく全てが解放される
山の魅力を再認識できた旅だったんじゃないかと思う
ひとり登山もいいけど、ジュンやマツと楽しく登る山の魅力
おおいに感じた。
次はどこの山に登ろうか?