Home > diary > column

diaryArchive "column"

映画と食事の関係

映画の中の食事シーンが好き。
スクリーンを通して匂いがしてきそうだったり
役者さんが本当に美味しそうに食べる姿をみるのが好き。
食べ方も人によって全然違うし、きっとその役の食べ方をしているんだろうけど
食事のシーンはその映画の良し悪しを決めるんじゃないかとすら思う。

時々、日本のドラマなんかで明らかに食べたふりみたいな
食べかたをする女優さんをみるとがっかりする。

そんなわけで、わたしが今まで好きだった食事シーンのある映画を
いくつか思い返してみた。
書き出してみたら、意外と長くなりそうな予感なので、
2回にわけて紹介します!

『The Help』

映画と食事(ヘルプ)The-Help_big.jpg

ストーリーの良さも然ることながら
黒人のお手伝いさんたちが作る料理が美味しそうで、
食事シーンがとにかく楽しい。
「美味しそー!でもカロリー高そー!」って感じの
アメリカらしい食べ物が次々に出てきます。

映画と食事(ヘルプ)The-Help-Movie.jpg

右の目がくりくりしたミニーは町一番の料理上手。
(顔がわたしと似てるという噂も。。。笑)

映画と食事(ヘルプ)help.jpg

これはミリーの特製チョコレートパイ。
すごくおいしそうに食べていたけれど、
このチョコレートパイにはとんでもないものが入っています。。。
(みてのお楽しみ!)

フライドチキンを作るシーンもすごく印象的で
ミニーが「ショートニングでフライドチキンをあげるとすごくおいしいのよ。
ショートニングはどんな事にも使える万能の油。」って言うんだけど、
実際「ショートニング」とは悪魔のオイルと呼ばれる
体にとっても悪い油です。そんなところもアメリカっぽい。

映画と食事(ヘルプ)Celia-Foote-Jessica-Chastain-in-The-Help-movie-2011-594x366.jpg

こうゆう風にテーブルいっぱいに食べ物が並ぶのって楽しいな。

いつか、こんな風に振る舞えるようになりたいもんです。。。

『ベティブルー』

映画と食事(ベティブルー)2009_10_01_bettyblue.jpg

海辺の太陽が照りつける
いかにも暑そうなキッチンで
ゾルグが作る『チリビーンズ』

映画と食事(ベティブルー)vlcsnap-376228.jpg

仕事から帰ってきて真っ先に向かったキッチン。
火にかけっぱなしの鍋をあけると
ぐつぐつと煮えているチリビーンズ。
あまりにも美味しそうに匂いを嗅ぐから
どんなに美味しいものなんだろう???と
憧れた食べ物です。

映画と食事(ベティブルー)vlcsnap-375860.jpg

当時、チリビーンズが食べれるのは
知る中では「ウェンディーズ」くらいで(まだアシスタントだったので)
食べ物にはまりやすいわたしはかなりの頻度でチリビーンズなるものを食べていました。

ある日、デリカシーのない知り合いから
「ウェンディーズのチリビーンズってワキガの匂いがするよね?」
と、言われてからは急激に食べる頻度が減っていったのでした。。。
(わからなくはないが、デリカシーのない質問...)
でも、いまでも大好きな食べ物です。

『パルプフィクション』

映画と食事(パルプフィクション)mpulpfiction.jpg

この映画もチーズバーガーやステーキ、ジャンクな食べ物が
たくさん出てくるのですが、
中でもすごーく美味しそうに見えたのが
「バニラシェイク」

映画と食事(パルプフィクション)398974_295548730530614_112842988801190_676662_1650302410_n.jpg

「シェイクが5ドル??バーボンか何か入ってるわけじゃねえんだろ?」
とヴィンセントがびっくりする高級なシェイク。
今のレートだと5ドルでもそんなに高く感じないけど、
日本でいうなら1500円くらいの価値だったそう。
それは高いわ。。。

映画と食事(パルプフィクション)pulp_fiction-11577.jpg

バニラシェイクを細いストローで飲むユマサーマン。
なぜだかすごく特別でおいしそうな飲み物にみえて
アメリカのシェイクってなんだかおいしそう!
マックのシェイクとは絶対に違う味がしそう。って思ってました。

真っ赤な口紅で煙草吸いながらシェイク飲むって
なんかアンバランスでかわいい。

ところで
ユマサーマンの大胆な広めにとったバングでフェイスラインを
潔く出したボブスタイル。

このヘアスタイルもこの映画の象徴でした。

いま見てもかっこいいな。


『潜水服は蝶の夢を見る』

映画と食事(潜水服は)cinema111_p01.jpg

超高級レストランを貸し切って、
編集者クロードとの妄想食事シーン。
映画の中でジャン=ドーは全身不随で食べることも飲むこともままならない。
この妄想食事シーンは食欲と性欲の
両方が完璧に表現できているとこがすごいと思う。

映画と食事(潜水服は)diving-bell.jpg

最初はナイフとフォークでゆっくりと食べてるんだけど、
だんだん手づかみになって、
しまいには食べさせ合い。
「食べまくる」という表現がぴったりの食べっぷり。
それが妙にエロティックでした。

映画と食事(潜水服は)cinema111_p03.jpg

牡蠣の食べさせ合いは、
普段あまり生牡蠣を食べないわたしでも
おいしそーって思ってしまったくらい。
しかも、その食材が生牡蠣ってなんかエロい。

食事シーンをこんなにエロティックに表現できたのは
ジャン=ドー役のマチューアマルリックのセクシーさに
尽きると思います。

映画ってやっぱり奥が深い。

『パルプフィクション』なんかは美容師なりたてに観て以来
一度も観てないのに、自分でもよくシェイクのこととか
覚えてるなーとか思う。
ストーリーよりもそういうワンシーンの記憶って
鮮明だったりするのがおもしろいなー。

では、その2に続きまーす。

お付き合いいただきありがとうございました。

緑の力

s折れた植木.jpg
このパキッと真っ二つに折れた植木

気に入ってたのに・・・

犯人はチビタ
sちびた4.jpg
まだ一歳を迎えていないチビタはとてつもなくやんちゃで

ものすごくちょっかい魔
sつゆちびた3.jpg
もちろんちょっかい出されるのは11歳のツユ
sつゆちびた1.jpg
こんな日々を耐え忍んでいる・・・
sつゆちびた2.jpg

でも、たまーにこんないいショットも
sつゆチビタキス.jpg
でもこの後襲われてる・・・

sちびた餌.jpg
帰宅後、レトルトを食べるのが日課なチビタは毎日猛烈アピール

まだ一歳になってないくせに子猫用とか一歳用の餌はあまり好きじゃない・・・

生意気な奴め

完全に話が逸れたが、そんなチビタが飛び乗って折れたお気に入りの植木は

なんとか再起を願い、鉢を移して観察中

でもやはり部屋には緑は必要不可欠

なんでもいいわけじゃなく愛されるフォルムをしてなくてはいけない

どんなのが愛されフォルムかと言うと

例えばこんなの
s秀和植木1.jpg
この斜め具合がいい

次にこんなの
s秀和植木2.jpg
枝の曲線と直線のバランスがいい

これらの植木は今住んでるマンションに置かれてる植木たち

他にもたくさんあるけど、どれもセンスがいい

「一体どこで買ってるんだろう?」

「業者が持って来んのかな?」

といつも疑問に思ってたので管理人さんに聞いてみた。

そしたらなんと、ほとんどゴミ捨て場から拾ってきたと・・・

あ、一応言っとくと、うちのマンションのゴミ捨て場ね

引っ越しやら、枯れたと思ってだとかどうやら理由はいろいろだと思うが

結構捨てられてるとのこと・・・

鉢や土まで一切お金を出していないそう。

それを植え替え育て直し、見栄えが良くなったらお披露目すると。

だから売られてるような、綺麗な形はしてないが

植物の持ってる力と管理人さんの愛がどこか愛らしいフォルムを

醸し出しているわけだ。

そんな植木トークをした後

現在待機中の植木を譲ってもらえることになった。

それがこれ
s新しい植木.jpg
ちょっとチビタが目立ってるけど・・・

完全に愛されフォルム。

やっぱり部屋に緑があるのはいい

管理人さんありがとうございます

大切に育てます。

ホラー映画から・・・

s荒木.jpg
ブログの続きですよ

この本のまえがきに共感したって話です

それは

「かわいい子にはホラー映画を見せよ」

勝手にギュっと略すと・・・

<人はかわいいもの、美しいもの、幸せなものを好むけれど

世の中すべてがそれではなく、むしろ美しくないものの方が多い

そういう理想と現実の違いで無力感やスランプや不条理なことを体験すること

によって成長するわけでそれを早くから実感することも大事だと

それが誇張されたホラー映画を観ることによって、安全は確保された状態で

人生の予行練習になると・・・(もちろん大人も)>


ここからは自論です

エイリアンでもよし、ゾンビでもキューブでもよし

よくあるパターンとして5人から10人の登場人物の男女が

次々と居なくなっていく・・・

最後に残るのは<ひとり>か、<カップル>か

もしくはそのカップルにもう一人

<特になんもしないお調子者>か<地味な縁の下の力持ち>か・・・

自分はこの中に居たらどのあたりのポジションだろう??と

よく考えたりしますよね?

若いころは「絶対に俺は生き残る」

と根拠のない自信に充ち溢れていたし、実際言ってたのだけど

男36歳いろいろ社会に揉まれてくるとその自信が揺らいできます・・・

誰かをかばっちゃったりして・・・なんて英雄的な想像やら

調子こいてヘマしてだったり

あとはよくあるスケベ心で××と一番恥ずかしいパターンだったり

想像すると最近生き残ってないような・・・

まあ心配性で警戒心も強い方だから、そこそこイケるとは思うんだけど・・・

ってな風に自分を客観視でき、シュミレーションするわけです

うちのスタッフにも言ってます

「自分をきちんと客観視できるようにと」

自分が何者であるか?とまでは言わないにしろ

社会で職場で友達や男女の間でもまずは己を知ること

いや知ろうとすることが大事だと思ってます

さらに美容師という人の髪に触れデザインをしながら、会話するという

特殊な接客業なんだから、なおさら人に対して己を知るべきです

それができるとできないとは仕事ができるできないにも関係してきます

まあそうやって生きてきたんでしょうね・・・俺。

ホラー映画から美容論と人生論にまで発展してますが・・・


たまに無償に観たくなるホラー映画

言うなればマックのポテトのような

食べだしたら止まらず

たまにはジャンクなもの入れた方が体も強くなるって!

抗菌抗菌ダメみたいな・・・

こんなホラー大好き!詳しいぜ!っぽく見せてますが

わたくし「テキサスチェーンソー」の残酷さに途中でDVD消しました・・・

でもリベンジする気でもあります。

無邪気な川遊び

ブログで載せてたバーベキューでの川遊び

川遊びのメインイベント!「滝壺ダイブ」

場所はこちら
飛び込み場.jpg

一応というか、結構飛び込む気満々でいたんだけど

ここでちょっとハプニングが・・・

周りに誰も居なかったから、よーしなんて思ってたら

突如、車が3台停車

そしたら中から小学生やら中学生やら高校生やら大人やらが5,6人だろうか

なんのためらいもなくタッタッタッタッと走ってきてヒュー・・・ドッボーン!!

まるでパラシュート部隊のように次から次へと

ヒュー・・・ドッボーン!!

「な、なんなんだこいつら!?」

子供のお母さんやらもギャラリーに加わり総勢10数人

ワイワイとお祭り騒ぎ

水着に着替えるつもりで半ケツにまでなってたのに・・・

完全にお株を奪われ、ただただ立ちつくす我ら一個小隊

「無理無理、この状況下では飛び込めない・・・」

しばらく立ちつくしその場をあとにした・・・。


完全に意気消沈しながらも

川に入る予定で俺とナベは水着持参してるわけで

せっかく持ってきたし・・・

入りなよ!って言われるし・・・

ってなわけでワタクシたちもちょっと無邪気にお祭り騒ぎ
じゃんけんゲーム.jpg
やっぱり清流は、つ・冷たい・・・

冷たすぎて入る勇気がなくてジャンケンで負けた方が

一歩ずつ深みに進んで行くというなんとも下劣なやり方でようやく入る我が小隊

ほんとにめちゃくちゃ寒くて辛かったんだけど

写真で見ると楽しそうに見える・・・

このあと小腹が空いてきたので一度退却

焼きそばと西瓜食べて

閉店時間だし「じゃあ、温泉入って帰ろうか」

でもやはり心残りが・・・

しかもあの場所は帰りに車で通るし・・・

「よしっ!帰りに滝壺に誰も居なかったら飛び込むぞ!!」

言ってもうた・・・


滝壺到着!!誰もいません・・・

また根拠のないやる気満々がみなぎってくる

あんまり乗る気じゃなくなったナベを鼓舞しスポットまで連れていく

ガリガリ君.jpg
来ました!「ガリガリ君小隊」

こういうのは先に飛び込んだ方がいいに決まってる

ナベを制し「俺、先行っていい?」

そして水面を見つめること数分

「やっぱ、無理!!ナベ先行く?」

隊長失格である・・・

ナベ「行きます!」

え、行くんだ・・・

ドッボーン!!あーあ、行っちゃった・・・

ナベが飛び込んだということは?

まあ、ほぼ俺も飛び込まなきゃいけないわな

あーあ、プレッシャーが重くのしかかる

みんな見てるし・・・考えること数分

「いやー、無理かもな・・・てへへ・・・」

「えー!!」」とみんな

そりゃ、そうだわな

「じゃあ、最初その低いとこからね」

もう隊長でもなんでもない

この飛び込みスポットは飛び込む場所が3つあって

大体、3mと5mと7mくらい

7mのとこは足場も狭くて「飛び込み危険!」て張り紙貼ってあるから

あたまからナイナイって決めてた

でもあの忌々しいパラシュート部隊は2人飛び込んでたけど

そんで我ら小隊は5mのとこが舞台なんだけど

もう隊長でもなんでもない俺は3mをチョイス

こんな気持ちは何年ぶりだろうか??

飛び込まないと格好悪いけど、やっぱり怖くて

どうしよ、どうしよってモゾモゾ

子供の頃なら間違いなく明日からグループ内で肩身が狭くてみんな俺の話とか

ちゃんと聞いてくれなくなるような・・・

なわけで決心しました!

ドッボーン!!

あれっ??水はかなり冷たいけど結構気持ちいい!

ここから、面倒くさい奴と言われる所以の男は5mから3回飛び込みました。

バンザーイ!!!
飛び込む.jpg

鳳凰三山

プチ夏休みで行ってきた100名山11/100にあたる

鳳凰山は薬師岳、観音岳、地蔵岳の3峰の総称

今回のルートは山梨県韮崎市のS.Aから御座石鉱泉まで行き

約5時間登ったところの鳳凰小屋でテント泊

翌日、3峰をピストンして下山

トータルタイムは約14時間(休憩抜いて)となかなかハード

いや実はかなりハードで足に関してだけ言えば過去最高、いや最悪の状態でした

年齢や運動不足を実感してしまったわけですが

なぜか達成した後というか思い出はそれと反比例して最高の山だった!と言えます

まさにマウンテンマジック(そんなの聞いたことないけど・・・)

ではその思い出に浸りたいと思います

とその前に映画「ブラインドサイト」のサントラ

THE TURTLES / Happy Together

この映画のおかげで山=この曲

ではお楽しみください


s-houou1.jpg
御座石鉱泉登山口

お約束のしょっぱなからのタイムロス

マツと一緒で時間通りになったことは一度もないな

なぜか二人でのんびりしちゃうんだよね・・・

s-houou2.jpg
これも毎回だけど最初の1時間が大嫌い

「あーあ、これから登っちゃうんだ・・・始まっちゃったよ・・・

絶対辛いよな・・・」と完全にネガティブモードでのスタート

s-houou3.jpg
一番短時間でのコースだからいわゆる急勾配なわけで

前回のような(金峰山)下ネタしりとりなどする元気もなく

ただただ無言でひたすら登る

近づくにつれ「早くテントでゴロゴロしてー」と連呼

予定より30分早く約5時間で鳳凰小屋到着

早速設営
s-houou5.jpg
まだ16:00前、日没まではまだ十分に時間があるよん♪
s-houou4.jpg
居心地良くするためテント内を整理整頓

マツに「さすがだねー」とテント内を褒められる

昔から自分のまわりはいかに快適に過ごすために

物を取りやすい場所に適材適所に配置する癖が(自分なりのね・・・)

この癖はこういう狭い場所では本領発揮するけど

自宅などでは全くその力を発揮しません・・・

なので自宅ではジュンにそのことでよく怒られます凹

今日の晩御飯はそば、パスタ、ラーメンの中から

「うーん、どうしよう・・・そばは朝だよな、パスタかラーメンか・・・」と

ブツブツ言いながら決めきれず、結局内容量の一番多いパスタに決定!
s-IMG_0496.jpg

s-houou6.jpg
しかーし、半分以上食べ終わって超腹減ってたので足んないかも・・・

と不安がよぎったその時、カレーを作ってたマツが「ご飯多すぎるからいる?」

「いるいる!!」
s-IMG_0498.jpg
ありがたやー
s-IMG_0499.jpg
リゾットの完成!!

お腹いっぱいになって一服して

ゴロゴロしちゃうよーなんて思ってたんだけど

だんだん気温が落ちてきて結構寒い・・・

フリース着てレインウェア着てシュラフに入ってって

ゴロゴロじゃねーじゃん、もう本気寝じゃんこれ・・・

その10分後「プシュー」と寝息を立て

「んー」と寝言を言ってたそうな・・・

マツに「ホント幸せな奴だなー」と言われた(なんかこのセリフよく言われる)


深夜3時目覚ましが鳴るがめっちゃ寒い・・・出たくない・・・

マツの様子を伺いながら「まだいっか、もう少しだけ」ってちょっぴり心の中で思う

多分5分おきだろうマツの目覚ましが3回目鳴ったあたりで
(俺は最初でスヌーズ切った)

「起きた?」と聞きながら答えは「まだ」を期待してたが

「うん、もう起きてる」

さすがだわ・・・じゃあ起きるか(人よりも後から起きるスタイルは不滅です)

朝ごはんの準備

「さぶい、さぶい、いやだわー」
s-houou7.jpg
朝は胃にやさしそうな山菜そば
s-houou8.jpg

ここからが本番

下山ルートでまたここを通るためテントはそのまま必要なものだけザックに詰め

しゅっぱーつ!

その後すぐ雨が降り始める「うわっ、出たよ。マジかよ」

しかし雨男と来てる以上覚悟はしてたわけで上下レインウェアとザックカバー装着

s-houou9.jpg
大雨にはならず朝焼けはきれい


「ちょっと俺登ってくるとこ写真撮ってよ」とマツにカメラを渡す


この男、か・な・ら・ず、こういうことします(笑)

s-houou10.jpg
この細かい砂は登りづらい・・・
s-IMG_0529.jpg
地蔵岳到着

尖がってるが最高点オベリスク

古人はこれを大日如来に擬して尊崇したところから法皇山(鳳凰山)の名が

生じたと言われてるそうです

s-houou11.jpg
地蔵岳からの眺め


s-houou12.jpg
たくさんのお地蔵さんを横目に観音岳へ

s-IMG_0524.jpg
標高が2700mを超えてるせいもあるのか頭痛と目が霞む感じがする

たくさん寝たのに・・・ほんと順応性が悪くて困る

一番奥にある薬師岳まで行けるかどうか不安になってついに言葉に出る

「行けないかも・・・」

マツ「行かなくてもいいんじゃね」

さすが、やさしさライセンスの持ち主

「でもそしたら鳳凰二山になっちゃうじゃん」

とりあえず二山目の観音岳に着いてから決めることに
s-houou14.jpg
そしてテンション低くなんとか鳳凰三山の最高峰2840m観音岳頂上到着

そしてここからはこちらに切り替えお楽しみください

天気良好眺め最高!
s-houou15.jpg

富士山までみえるなんて!!
s-houou13.jpg
マツとここにいるのが信じられないような奇跡!!

普通360°の大パノラマなんだけどいつも良くても30°くらいだからね

頂上でおやつターイム!!

ソイジョイ、ドライフルーツとあまーい紅茶
s-houou16.jpg
なぜか山だとコーヒーよりも紅茶が飲みたくなる

ちなみにマツは絶対コーヒー派のくせに買い忘れたことを登山中に気付く・・・

「何をしてるんだよ!バカだなー」と言いながらも

一応一つだけコーヒーを持ってたからあげた(やさしさライセンス申請中)


セルフで集合写真 
s-houou17.jpg
だいぶ復活!!

s-IMG_0553.jpg

s-IMG_0555.jpg

s-IMG_0557.jpg


そして完全復活!!!
s-houou18.jpg
命のつもりがベストキッドじゃねコレ

ってなわけで薬師岳まで行けるわなコレ

この三山の中で一番のお気に入りとなった薬師岳

行ってよかったよコレ

s-houou22.jpg
この道のりといい


s-houou19.jpg
この頂上といい


houou19a.JPG


ブログでも紹介したビーチのような花崗岩による砂浜
s-IMG_0566.jpg

s-houou20.jpg

シリアスショットもね
s-houou21.jpg

テンション上がってのんびりしすぎた・・・

下山下山・・・・

鳳凰小屋までのショートカットコースが
s-houou23.jpg
雪が結構あるじゃないの

慎重に行くも遭えなくズボッと膝まで数回

お互い滑った時のビックリ顔や格好悪さをバカにしあいながら

そして鳳凰小屋到着

ここで終わりならいいのに・・・(ここまで約7時間経過)

とりあえず、すぐお昼ご飯♪
s-houou24.jpg
カップラーメンの中で一番好きなカップヌードルノーマル

なんだかんだ好きなものを最後まで残す癖あるんだよなー(どうでもいいかこの癖は)

下山して温泉入ってって時間考えるとここでのんびりもしてられずだけど

「のんびりしてー」と言いたかったのでやっぱり何回か言った

テント畳んで荷造りして

「もう一服しちゃう?」なんて言いながら気合いの一服して

下山開始!

ここからが今回の一番の想定外

たしかに行きが急勾配だったから下山での足への負担がハンパない・・・

<下りの鬼>と言われた男は・・・

膝は激痛、両足の親指にマメできるわで最後の一時間はヨチヨチ歩き

松ぼっくり拾って気紛らわしたりして・・・(遠目から見たらおじいちゃん)

最初にも書いたけど確実に弱ってんな・・・

でーも下山後サイダー飲んで、一服して、温泉入って、車乗ったら気分は復活!!

いい山でしたよほんとに!

花崗岩の白さが少し異空間を出してくれて

その空間での尾根歩きが最高だった

また来たいって思った

ルートは変えると思うけどね(もうちょっと緩やかな勾配のコースね)

あ、あと音楽と聴き合わせながら読んで下さった方で

さらにマツのこと詳しく知らない人もいるかと思うんですけど

別に俺たちデキてませんので・・・