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DIALOG IN THE DARK
1989年ドイツで生まれた暗闇の対話
世界全体で600万人以上が体験したイベント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」
視覚障害者が案内人になり8名1グループで約1時間の旅
数年前に体験者の話を聞いたことがあって、ちょっと興味があったけど
情報量の多さでそのことをすっかり忘れていたら、
先日、取引先のディーラーさんがこのイベントの記事を持ってきてくれて
思い出し、ひとりで参加してきた。
あまり詳しく書くとこれから参加する人はつまらなくなってしまうと思うので
さらっとにしておきますが、ほんとに真っ暗闇です。
目を開けてても閉じてても何も変わらない、多分今まで体験したことのない
世界じゃないかと思う。
8人が助け合いながら行動を共にするんだけど、
ひとりで参加したというのもあって、ものすごく聴覚を頼りにする形になった。
音を頼りに自分の位置関係や距離感をつかむことができ、
普段は割りと方向音痴なんだけど暗闇のほうが正確に把握できたことが
体験の中で一番実感したこと。
あと、どんなグループで参加するかでも違った体現になるんじゃないかと思う。
今回のグループは小学生の兄弟とそのお父さんの3人、
30代くらいの女性の友達同士2人、50代くらいの男性1人、
30代くらいの女性1人と幅広めのグループだった。
このグループでの自分の立ち位置は地味さ1,2位を争う感じかな?
それもまたこういう状況やメンバーならではでいい体験だった。