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優秀なアシスタントを育てることが優秀な美容師を育てる?! 優秀なアシスタントであることが優秀な美容師になる!?
- 2026.03.25 17:17
数年でスタイリストになれるという会社都合の甘い言葉に誘われて、未熟なアシスタントのまま、未熟な美容師が育っていく、育てられていないから、育てることもできないし、そもそも育てることに興味がない。
美容師という職業、いや美容室というものが過渡期。
大型や多店舗で毎年多くの新卒者を受け入れて、多くのアシスタントを抱えている美容室には頭が下がります。
きっと大型店にはきちんとマニュアルがあり、
システマティックなところはあると思いますが、それを構築した年月と頭脳があります。
新卒者の方でサロン選びに迷っている方は大きめなサロンを選ぶのも良いと思います。
新人研修もきちんとあるので社会人としての基礎が学べるので将来的な強さはあります。
大型店は...という方は個人店になると思いますが、OFFも法人ではありますが個人店です。
練習カリキュラムとそのカリキュラムの明確な理由をきちんと把握しておくと良いと思います。
OFFに興味をもって来てくれる中途アシスタントの方たちはカリキュラムの問題や早熟でスタイリストになったため自信が持てなく、自分の良さややりたい事を出せない悩みを持っている方が多いです。
若くしてある程度成功する例としてはアスリートやアーティストが代表的な職業です。
成功をおさめている人は大体幼少期からはじめ、日々努力をされて来た方が多いと思います。
美容師は早くて高専、高卒から専門学校を経て20歳そこそこでこの世界に入ります。
なので社会ではぽっと出の存在です。
そんなぽっと出の人が2年そこそこで自分自身もお客さんも満足するような技術や精神を身に付けた美容師にはたしてなれるのでしょうか?
僕の考えでは難しいと思います。
スタッフには何度も言っていますが、長い美容師人生の中でアシスタントを2年と5年やるのに正直そんなに差はないと思います。
自信を持って髪を切る。
それには洞察力や忍耐力を備える必要があります。
楽しく仕事するには何よりも大切なことです。
髪の意思、人の意志

先日の会話。
「まとまりがなくなったんで来たんですけど、美容室来る時はいつもまとまってるんですよね...。いつもはこんなにまとまってないんです。」
と、昔からたまにある美容室あるある。
髪も意思を持って切られたくないのか、はたまた猫を被りよそゆきの顔をしているのか、これまたこれ正装とばかりに身を委ねているのか。
そんな髪が意思を持つというオカルトのような話には浪漫があります。
気分を変えたり、気合を入れたりと内面への影響も大きいので少なからず持っていますね。
日本ではこれまた昔から、失恋すると髪をバッサリ切るという文化的なイメージがあります。
どうやらこれは古来より女性は髪が命、心の象徴とされていたようで、平安時代は黒髪のロングが美徳とされ、髪を整えて綺麗に保つことが心や生活を整える行為だったようです。
出家や喪などの人生の節目には「過去を断ち切る」「新しい自分になる」という儀式的な意味を持っていたようです。
話しは少し逸れますが、現代の1日分の情報量は江戸時代の1年分、平安時代の一生分の情報量だそうです。
さらに1970〜90年代の少女漫画やドラマがこのイメージを強く定着させたようです。
失恋したヒロインが髪をばっさり切って「新しい自分に生まれ変わる」演出で髪を切って「過去の恋を断ち切る」「もう泣かない」という意思表示を表現したようです。
当時はロングヘアが主流だったため、「ばっさりショート」は視覚的にもインパクトがあり、感情の変化を象徴しやすかったので雑誌やテレビでも「イメチェン=失恋から立ち直る」という図式が繰り返し描かれて文化的な記号として定着したそうです。
それが現代では個人的主観による気持ちの切り替えやスタイル革新の手段になっていますね。
明るい未来??
- 2025.08.16 22:22
- column
アニメは好きですが、おじさんになってしまったようで最近のを観てもあれこれ言ってしまうことが増えたり、途中で観なくなってしまうことも増えました。
閃光のハサウェイ、ジョジョの奇妙な冒険、ダンダダン、チェンソーマンは続けて観ています。
その中でダンダダンは50歳のおじさんに特に刺さる部分があります。
観たことない方に分かりやすく短くChat GPTに説明してもらうと、
「幽霊を信じる少女と宇宙人を信じる少年が、超常現象に巻き込まれながら戦うオカルトバトル漫画です」
「バトル・ギャグ・青春・オカルト要素がテンポよく混ざった作品で、少年ジャンプ+で連載中の人気漫画です」
素晴らしい説明ですね。
その中でギャグ・オカルトが刺さります。
特に結構強引なノリのテンポは刺さります。
ある話で、敵だった宇宙人が仲間になりました。
仲間になったので、主人公らがその宇宙人に名前を聞きました。
すると、宇宙と地球では呼び名が違うようで
「地球の発音で言うとペニーチンコス でいス」と。
刺さりすぎて頭から離れなくなってしまったのでここに記して離れたいと思います。
これはギャグではなく〇〇ネタなのでは??と仰る方も多いでしょうが。
これは少年時代の後遺症でしょうか?
少年に向けたギャグは今も昔も大して変わっていないのは明るい未来を感じます。
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Eno.
- 2025.08.06 12:12

先日、初めて109シネマズプレミアム新宿でブライアン・イーノのドキュメンタリー映画「Eno.」を観てきました。
観るたびに構成や内容が変化する世界初の完全ジェネラティヴ・ドキュメンタリー映画です。
本当に素晴らしいドキュメンタリーでした。
常にイーノが革新的なアーティストである所以を、そして同じく1人の人間であり人生の師であることを映像から学べるような時間でした。
1番印象に残ったのは仕事に対する姿勢です。
50年以上にキャリアから発せられる言葉は美容師になって30年過ぎた自分にとっては先人の知恵を借りるようなストンと落ちる感じでした。
最近は歳を重ねるごとにもうちょっとゆっくりしたいとか、休みたいと思うことも増えましたが仕事をしている時は気力が充実しているので体は万全な状態と言えます。
離れてしまったり、休んでばかりいては気が落ちてしまってイーノの言葉を借りれば【寂しい状態】になってしまう。
40歳あたりから髪切っている時に感じるのは髪を切る事で自分の今のバイオリズムが分かること。
いわゆる調子の良し悪しが分かります。
逆を言えば、そこに対して調子が良く持っていくように努めれば心身共に良い状態をキープできるということです。
良い意味で諦めもつきました。
若者の戦争と政治
- 2025.04.18 23:23

1994年から2004年生まれの20代の若者に聞いた戦争と政治の印象をまとめた本。
戦争を知ったのは「はだしのゲン」が意外と多く、それは70年代生まれの自分と変わらない。
政治は暗記とこれまた似たような意見も。
考えていることも同じようなものだけど、少なくともこの本に載っている若者たちは言葉で表しているので自分の20代よりもはるかに上にいました。
自分も学校教育やメディアや親からは戦争も政治も何も学んでいない。
学ぼうとしなかったとも言うのかもしれないが。
無関心はこの世代だけではない。
どの世代でも無関心はいる。
その延長戦上に今がある。
自分は40代から意識し始めたので浅識だが知っていることや伝えたいことは身近にいる人たちと共有したいと思う。
どの分野においても若者は重要だ。
