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Eno.
- 2025.08.06 12:12
先日、初めて109シネマズプレミアム新宿でブライアン・イーノのドキュメンタリー映画「Eno.」を観てきました。
観るたびに構成や内容が変化する世界初の完全ジェネラティヴ・ドキュメンタリー映画です。
本当に素晴らしいドキュメンタリーでした。
常にイーノが革新的なアーティストである所以を、そして同じく1人の人間であり人生の師であることを映像から学べるような時間でした。
1番印象に残ったのは仕事に対する姿勢です。
50年以上にキャリアから発せられる言葉は美容師になって30年過ぎた自分にとっては先人の知恵を借りるようなストンと落ちる感じでした。
最近は歳を重ねるごとにもうちょっとゆっくりしたいとか、休みたいと思うことも増えましたが仕事をしている時は気力が充実しているので体は万全な状態と言えます。
離れてしまったり、休んでばかりいては気が落ちてしまってイーノの言葉を借りれば【寂しい状態】になってしまう。
40歳あたりから髪切っている時に感じるのは髪を切る事で自分の今のバイオリズムが分かること。
いわゆる調子の良し悪しが分かります。
逆を言えば、そこに対して調子が良く持っていくように努めれば心身共に良い状態をキープできるということです。
良い意味で諦めもつきました。