503
若者の戦争と政治
- 2025.04.18 23:23
1994年から2004年生まれの20代の若者に聞いた戦争と政治の印象をまとめた本。
戦争を知ったのは「はだしのゲン」が意外と多く、それは70年代生まれの自分と変わらない。
政治は暗記とこれまた似たような意見も。
考えていることも同じようなものだけど、少なくともこの本に載っている若者たちは言葉で表しているので自分の20代よりもはるかに上にいました。
自分も学校教育やメディアや親からは戦争も政治も何も学んでいない。
学ぼうとしなかったとも言うのかもしれないが。
無関心はこの世代だけではない。
どの世代でも無関心はいる。
その延長戦上に今がある。
自分は40代から意識し始めたので浅識だが知っていることや伝えたいことは身近にいる人たちと共有したいと思う。
どの分野においても若者は重要だ。
34年目の真実
- 2025.03.19 12:12
- column
この時期は花粉症の話題を振ってしまうことが多いが、どうやら杉は少し前がピークという話を聞いた。
でもヒノキもあるのであと1ヶ月ちょいは続く...。
花粉症になったのは高校一年の入学式の日、今から34年前。
まだ世間では花粉症なんて言葉を聞くこともなかった。
山の麓の高校に通うことになったことがきっかけとなったようで、入学式当日に突然鼻水が滝のように止まらなくなった。
16歳、人前で鼻をかむなど許されない年頃なので当然ティッシュなど持ち歩いているはずもなく、体育館での式では鼻をすすりながらも何とか持ち堪えた。
その後はクラスの教室に戻り担任の先生の挨拶を含めたホームルーム。
花粉症の人ならお分かりだろうが、移動中や屋外にいる時よりも室内に入るとブワっと一気に押し寄せる症状...。
花粉症というものを知らない当時の僕はただただ鼻をすすり、何だこれ??と思っていた。
しかし、いよいよ押し寄せる鼻水の波に耐えられなくなり鼻水が顔を出し始めた。
私立の高一のクラスは誰も知り合いがいない完全アウェーの場所のその初日の教室で顔を出した鼻水が見つかれば自分の高校人生は終わるかもしれないし、初日で仇名が決まってしまうかもしれない...。
でも、もうすすっても無理...。
隣りのN君と前の席のS君にティッシュ持っていないかと聞いた。隣りの席のN君がポケットティッシュをくれた。
しかし、シーンした教室で初日に鼻をかむ勇気なんてない。ちょんちょんとおさえることで精一杯だがもう堰を切ったように止めどなく流れてくる鼻水には効果はない。
もう完全に溢れ出した鼻水を晒すわけにはいかないので左手で鼻を覆って隠した。
このままのポーズでずっといるのも時間と共に目立つはずだし、もうどうしようもなくなり仕方なく先生の話しを遮り、左手は鼻を押さえたまま右手を上げて「すみません、トイレに行って来ていいですか?」と。
まあ、何人かはこちらを見るよね...。
先ほど書き忘れたが入学式の初日の教室の後ろには父兄が立ち並んでいる。
その中のどこぞやの母親が「やだ、あの子鼻血じゃない!?」と余計なひと言。
「ちげえよ」と心で舌打ちしつつ教室を出てトイレで思いっきり鼻をかんで超スッキリして何とか事は終了。その後これはこの時期にネタとしてずっと使い続けて来た。昨年までは...。
しかし実は続きがあったのだ。
その続きの話しは幼なじみで同じ高校に通っていて今もOFFに髪切りに来てくれるEちゃんから聞いたのだ。
Eちゃんとは文系と理系とで進んだ方向が違うし、マンモス高で普通科だけで13クラスもあったので、もちろんクラスが同じではないし、隣のクラスになったこともなかった。
続きはこうだ。
「その話し知ってる!」
「誰から聞いたかは忘れたけど、でもちょっと話しが違うかも...」
「それ鼻水って話しじゃなくて、う○ちって聞いたけど...笑」
...。
やっぱり噂はこうやって形を変えて人の印象を左右させるんだな。
仇名付かなくて良かったとか呑気に思ってたけど裏では既に付いていたかも。
おそらくこの誤情報は前の席のS君の仕業だとすぐにピンと来ました。
Eちゃんのクラスに彼女がいたから...。
事実は34年後に知って良かったよ。
Style Beyond Borders
- 2025.01.31 20:20
~Style Beyond Borders~
2025年はいつもと少し違った動きをしてみようと昨年から思っていた。
これは個人の性格か性質によるものなのか、大体3,4年経つと現状に少し変化を加えたくなる。
この503ができたのも3年くらい前になる。
そうやって今までも改装をしたり、移転したりと変化を求めてきた。
この感じはありがたいことに夫婦そろってそうだ。
2月半ばに社員研修旅行で台湾に行く。
初めて研修旅行なんてネーミングを付けた。今まではただの社員旅行。
スタッフ間の親交親睦を深めるってのも結果的にはあるし、新たな一面見れたりして経営者からすると発見も多い。まあでも本音は自分達が行きたいから行く(笑)これに限る。
個人的には台湾は1番訪れている国で、初めて訪れてから15年近くなる。
初めても社員旅行だったと思う。
訪れるうちに出逢う人たちは皆とても穏やかで魅力的な人達ばかりだ。
そして自然か必然か繋がりも増えていった。
今回、台湾での文化交流を深めるチャレンジに直ぐに賛同してくれたFUJINTREE355 のみどりさんとSian 。
そしてSianの紹介で台南での場所を提供してくれるOH ROOMのTaohsunさんには感謝です。
やってみたいからやってみる。こんなシンプルな気持ちで今年はやってみる。
ピーチ・メルバ
- 2024.09.13 23:23
上手に歌うのは簡単でも、下手に歌うことは難しい! この言葉を、本当に受け入れる準備ができている生徒さんはどれくらいいるでしょうか? いたとしても、ごく僅かでしょう。生徒たちは微笑んで、「先生には簡単でしょうが、私にとっては違います」と言います。生徒たちは、それでお終いだと思い込んでいるようです。でも、生徒たちの成功の半分は、この金言を本当に理解して受け入れるか否かにかかっています。同じことを言い換えれば、上手に歌うためには、簡単に歌うことが必要なのです
これは最近知った金言です。
先日、近所でよくお世話になっている飲食店でピーチ・メルバというデザートを初めて食べました。
「ピーチ・メルバ?!」とのこちらの反応に名前の由来を軽く教えてもらいました。
数日経ってもその美味しさと語幹にもすっかり余韻が残り自分でも調べてみました。
1880年代半ばから1920年代に活躍したオーストラリアのオペラ歌手ネリー・メルバがロンドンのコヴェント・ガーデンでオペラを演じた際に招待したホテルの料理長がその返礼に演目にちなんだデザートを出したところメルバが気に入り名前を聞いたところ「ピーチ・メルバと呼ばせて頂ければ光栄です」と答えたことが由来だとか。
そのネリー・メルバが自分のメソッドについて出版した書籍の冒頭に載せた金言でした。
どの道にも当てはまる言葉ですね。
右耳の中
T「右耳の中に誰かいますね」
S「え、耳にですか?しかも右耳なんですね?」
T「そうですね、右耳ですね。ちょっと覗いてみましょうか」
T「あー、こちらの方たちではないですね。地球の方ではないようです。違う惑星の方のようですね」
S「えー、そうなんですね」
T「そうなんですよ。しかも、1人じゃないですね。何人かいるみたいです」
S「え、何人いるんですか?」
T「えーと、あー結構いますね」
T「前列、中列、後列とオーケストラみたいになってますね。集まって来ちゃったみたいですね」
S「めちゃくちゃいるじゃないですか!」
T「そうですね、とりあえず出ていってもらいましょうかね」
S「はい、分かりました」