diary
えいが日記
- 2019.04.05 18:18
- cinema
最近観た映画。『KIDS』
1995年公開、写真家のラリー・クラークが監督に脚本にハーモニー・コリン、
制作総指揮がガス・ヴァン・サントというとんでもない映画です。
ずっと見たかったのですがDVDが廃盤し、レンタルもなかったので半ば諦めていたのですが
なんとデジタルリマスター版が発売し、やっとお目にかかれました!
NYに住むティーンエージャー達のあまりにもリアルな視点で描かれた青春映画です。
ラリー・クラークはNYのストリートカルチャーを撮り続け、自身も若い頃ドラッグに溺れていたそう・・・
まるでドキュメンタリー映画を観ているかのように生々しく、
公開当時映画に登場するヴァージンキラー、テリー役の俳優さんがノンフィクションだと勘違いした人に攻撃されそうになったこともあるとか。
誰もが持っていた10代のころのきらめきとまだ加減知らずな
闇の部分とかかなりぐっと、くるものがありました。
そして何よりこの作品でデビューしたクロエ・セヴィニ―の抜群の可愛さも見どころです。
ショートカットの前髪をぴたっとさせてるスタイリングもかわいい・・・
観た後はブルーのTシャツが欲しくなりました。笑
90年代カルチャーに興味のある方はぜひ!