diary
映画を観る
- 2018.01.17 17:17
- cinema
今年の小さな目標のひとつです。
たくさん映画を観る。
今年の年始は地元、滋賀県に帰っていました。
ここ最近のお正月は1日に映画館に行き(毎月1日は映画の日!)
おばあちゃんちに行き、母とお茶しに行ったりとダラダラ日々を過ごして
あとはひたすら家で映画を観て過ごしました。
これこそがお正月、太らないようにだけ気を付けて
これでもかってぐらいゆっくり過ごしました。。。
去年は観たいと思っている映画があってもタイミングを逃してしまったり、
あまりたくさんは観れなかったので
今回ゆっくり映画を観る時間がとれたのはよかったです。
新年早々は気持ちが暗くなりたくないのでなるべく
だらっと見ていられそうなものばかりを選んでました。
実家でAmazonプライムのファイヤースティックが導入されていて(笑)
邦画や洋画いろいろ観ていたのですが、その中で岩井俊二監督の
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
を、ものすご~~く久々に観ました。
高校生ぐらいの時に、花とアリスとかスワロウテイルとか、
岩井俊二監督の映画がすごく好きで観ていたころに観た記憶はあったのですが
大人になって改めてちゃんと見たらこんな内容だっけ、となる部分が多かったです。
まず、奥菜恵の美しさがすごい。
小学生の役なんですが、このとき14歳だったそう。
劇中のシーンで精いっぱい大人っぽい格好をして
「どう?16歳に見える?」と聞くときなんてもう、
それはもう言い表せない何とも言えない衝撃でした。
どこかミステリアスで大人っぽいなずな(奥菜恵)。
それに対してまだまだ子供っぽい男子たち。
男の子同士のやりとりも、女の子の少しませた感じも妙にリアルで。
けっこう淡々と進んでいくし終わりも衝撃のラストとかもないけど
何とも言えない、胸のあたりが暖かくなる感覚を久しぶりに感じる映画でした。
この時期の岩井俊二監督の作品は特に
少年少女にしか出せない無垢な世界観が美しいなと思います。
最近の作品より個人的にはこの時期の作品が好きです。
去年たくさんは観れなかった分、今年は気になる映画は
なるべく見逃さないようにしたいと思います。