diary
天使の涙
- 2017.05.31 15:15
- cinema
最近また、いくつか映画を借りて観るようになりました。
そのなかのひとつ。
ウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」がすごく好きで
借りたのは同じ監督の「天使の涙」。
恋する惑星では映像がきれいで色調がポップで
内容も希望にあふれた感じのストーリーなんですが
天使の涙は色調ははポップでも内容はどこか暗さのあるものでした。
話の中に登場人物が何人かいて、
一人ずつストーリーがありそれが交錯していく。
みんなそれぞれ孤独でさみしさを抱えているのです。
そんな内容ですが、劇中の音楽と映像が暗さをそこまで感じさせません。
その絶妙な雰囲気がすごく好きです。
恋する惑星でもそうでしたがこの作品にも
若かりしころの金城武が出ています。
昔よく日本のドラマで見てた頃は
台湾と日本のハーフだということを知らなかったので
流暢な中国語がなんだか不思議な感じ。。。
とはいえ今も昔も本当に変わらずかっこいい。
金城武演じるモウは、幼いころに賞味期限切れのパイン缶を食べ過ぎたせいで
話すことができなくなったという、なんだか不思議な役柄です。
ウォン・カーウァイ監督が描く香港は鮮やかでネオンが綺麗で、
いつ観ても香港に行きたい気持ちになります。
最後に、特に好きだったエンディングを。
ちなみに曲が始まるのは2:42~です!