diary
この世界の片隅に
- 2016.12.28 11:11
久しぶりに映画を観ました。
「この世界の片隅に」です。
第二次大戦の中、
主人公の18歳のすずは生まれ故郷の広島の江波を離れ、呉へ嫁ぎます。
嫁ぎ先で慣れない中、様々なものが不足しながらも工夫を凝らして生活していきます。
海軍の根拠地でもあった呉にも
何回も空襲があったり、周りの様子も変わっていく中でも1日1日は過ぎていく、、
すずの気持ちの変化も映しつつ物語が進んでいきます。
戦争中の話となると暗くなってしまうイメージがありました。
でもこれを観た後、今普通と感じること、
家族と笑いあったり、冗談を言い合ったり、、
勝手にそんな時間なんてなかったと思い込んでいたことが、
ちゃんとあったんだなと思いました。
それと同時に様々な形で訪れる不幸は"慣れ"という言葉はおかしいかもしれないですが、
そんなものに似たような形になってしまっていたんじゃないかなという気持ちにもなり、
とても切なくなりました。
ところどころ笑わせに来ている場面もあり、それもまた面白かったです。
もちろん泣ける場面もあるので、見るとき覚悟のいる方もいるかもしれませんが(笑)
見終わったあとはずーんっとくるものだけではないはず、、
気になる方は是非!見てみてください。