diary
猫ブームの光と影
- 2016.11.16 19:19
- pet
とても悲しいブログを書きます。
あまりそういう内容を読みたくない方は申し訳ないのですがスルーしてください。
ある日インスタグラムを見ているとこんな子猫の写真が。
かわいいけれど、様子がおかしいなと思いコメント欄を見てみたら
虐待されて捨てられた子猫を保護した方が
高額の医療費にこの先どうしていいかよいか。。。という記事を
女優の石田ゆり子さんがリポストしていたものでした。
この写真をみて2年前に同じように保護したトトちゃんのことを
思い出しました。
あまりにも悲しい出来事だったので心の中にずっとしまっていたのですが
2014年の出来事なのでトトちゃんを忘れないためにも
こんなことが少しでもなくなって欲しい願いもこめてここで書きます。
この時、わたしと酒井は新年の初詣に行く予定でいつもの神社に
歩いて向かっていたのですが、視界のはしっこに何か動物のような影が映ったような気がして
一度は通り過ぎたのですが気になって戻ってみてみると、車道の端っこでうずくまって動かない
トトちゃんを発見しました。いやな予感がしたけど、近づいてみて見ると
死んではいない様子。
具合が悪くて動けなくなったのかな?でもこんなところにいたら
車にひかれてしまうよと酒井がそおっと持ち上げたところ、
なんと前足の片方がすでにありませんでした。
交通事故にでもあったのかと脚を探しても見つからず、
このままでは死んでしまうと思い巻いていたストールにくるんで
急いでかかりつけの獣医さんに電話してタクシーで向かいました。
トトちゃんは多分パニック状態で少しだけ鳴いてあとは巻いていた
ストールをがぶがぶ噛んでいました。
少しだけ小さかったのできっとまだ成猫ではなかったと思います。
一旦は一命を取り留めたのですが、とてもショックなことに獣医さんの診断では
おそらく交通事故ではなく、虐待の可能性が高いとのことでした。
保護した状況から考えてもわたしたちもその可能性が高いと思いました。
まさかのことであまり考えたくないけれど、
状況的にあまりにも血がなかったことや取れてしまった脚が見つからなかったことを
考えるとそうなのかもしれないと思いました。。。
先生は最初から助からない可能性が高いよと言っていたのですが
あの瞬間に見つけたことは何か縁があるはずだと思い
退院したら家で引き取るという約束で出来る治療は全部してくれました。
一度は意識も戻ってもしかしたら助かるかもしれないと思ったのですが
数日後やはり天国に行ってしまいました。
色んなことが本当にショックな出来事でした。
そんな残酷なことをする人間がほんとうに存在することや
そんな人がこの街の近くにいること。猫がどんなに怖い思いをしたかとか考えると
本当に苦しくて悲しい出来事でした。
最初の写真に戻ります。
まだ小さいこの子はそんな目に遭うために生まれてきたわけじゃないのに。
この子を保護した方も高額の医療費に困って
フォロワーの方の勧めから寄付を募っています。
わたしもこの子が少しでも安らかに暮らせるように寄付をさせて頂きました。
世の中は空前の猫ブームですがその影にこんな悲しい事件が
たくさんあることも事実です。
頭のおかしい人間がいることにほんとうに腹が立ちます。
悲しいブログを書いてしまい、すみませんでした。
こういうかわいそうな子がいなくなる世の中を願います。